👩「あなたッ」
『ん、おはよ笑笑』
👩「ねぇ またそうやって塩対応だし笑笑」
『普通でしょ、普通 笑笑』
👩「てか、今日席替えだけど あんたの隣、最後まで来なかったよね笑笑」
『うん、でも みんな知らないって言ってたよ。もしかしたら この子違うとこから引越しとかで来たのかもね笑笑』
👩「そうなのかなぁ………」
そう言って 呆れ顔で私の隣の席を見る リサ。
『でも どうする?笑笑』
👩「なにが?笑笑」
『もしも、その子が かっこいい男子だったら笑笑』
👩「ん〜、そりゃあ話しかけるよね笑笑」
『そっか笑笑』
そう、 リサは昔からの面食いで 色々と探ってるような女子。
さばさばしているから 色気でつるとかそういう意味の面食いでもなく
ただ、見るだけ。
それが リサだけど、やっぱりこの回答はいつもお決まりだったようだ。
🐭「は〜い、席座れよ〜。」
なんて言って 気だるげに来るのは 私の担任の先生の ゆんぎ先生で
いつもこんな感じで私たちのクラスの一日は始まるのだ。
🦁「せんせ〜いッ!!」
🐭「ンだよ、また何かあったんですか〜笑笑」
🦁「先生、今日の席替えのことで!!」
🐭「なんだ?やりたくないってか?笑笑」
🦁「いや!!そういう事じゃなくて!!」
🦁「今回の席替えは自分で希望してやるよいにしたらどうですかッ!!」
🐭「馬鹿かお前、そんなのやったら絶対めんどくさいことになるだろ。断じて断わる。」
🦁「え〜、けちぃ!!」
🐭「なんとでも言え。」
そう言われるとわかりやすく拗ねるのは
クラスの1番人気 きむてひょん だ。
女子からも男子からも 絶大な人気があるけれど 私は正直苦手。
だって ああいう人って
何となく 嫌いだから _____ .
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。