第2話

美加の妊娠
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2018/05/02 09:16
-美加side-
初めまして!

私は安藤美加(あんどうみか)。

保育士の仕事をしてるの。

子供がすっごく大好きで!

あ、もちろんよしくんも大好き!

よしくんとは私の旦那さんの義経!

すっごくカッコいいんだ!
そこら辺のモデルやアイドルよりかっこいい!

でも、こんなこと言ったら盛りすぎって
言われるんだよ…

ホントのことなのになあ

それにしても今日はなんだか体調が優れない…

まあ、私は体が弱いしすぐ体調壊すから
今回もそれだと思ったんだ

でも、いくら休憩しても治らない。。
みなさん
美加ちゃん、大丈夫?
今日はもう帰ったら?
美加
みなさん…すみません。
お言葉に甘えさせていただきます
今回はみなさんに甘えて帰らせて貰った。
家についても怠さは取れない。

熱を測ったらいつもより高かった
美加
37.0…
低体温の私には37.0は高い方で…

すごくしんどい。
体も怠いし吐き気までする。

なんなんだろう…

ふと、思いつきラナラナを開く

開けば予定日を1週間過ぎていた。

まさか。とは思うけどでも、なんとも言えない。

よしくん、早く帰ってきてくれないかな…?
義経
ただいま〜
あっ!

よしくんが帰ってきた!

嬉しいけど怠くて声が出せない…
義経
美加…?
美加
あ、おかえりよしくん
-義経side-
家に帰ると珍しく美加の靴があった

だから、ただいまって言ったのに
返事がない。

まさか、違う靴で言ったとか?

それなら、声が聞こえなくても分かる。

廊下を歩いていくとリビングに明かりが見える

やっぱり帰ってたんだ
義経
美加…?
美加
あ、おかえりよしくん
美加は顔を青ざめながら俺に返した
義経
美加?!
大丈夫か?!
美加
大丈夫、多分いつもの事
美加は元から体が弱い。

すぐに倒れたり、貧血なったりは
ほぼ日常茶飯事。

今回もそんな感じだと思ったんだけど…
美加
よしくん、予定日過ぎてるの…
急に言うからどーゆー事かと思ったけど…

なるほど。

月1にくるものがまだ来てないってことね
美加
それでね?
検査薬…買ってきて欲しいの
あぁ、そゆこと。

確か予定日なん先週だったよな?

もーそろそろ始まるって言ってた気がするし
義経
分かった。
すぐ買ってくるから待っててな?
頭をポンポンすると美加は落ち着いたらしく
静かに目を閉じ寝だした。

結構、しんどかったんだな。

検査薬のついでにゼリーとかも買うか…
義経
美加、行ってくるな
俺は財布と携帯を持って家を出た。

チャリに鍵をつけて急いで薬局へ。

俺の家から薬局までは5分ぐらいの距離。

一瞬でつくからダッシュで検査薬と
美加の好きな白桃のゼリーをもち
レジへ向かう。

今日のレジは新人みたいで俺をみて
顔を赤らめながらレジに商品を通していく

はっきり言って遅い

美加がしんどそうにしてるんだから
早くして欲しい
店員さん
合計1100円になります
お釣りを貰う時間も勿体無いので
釣りが出ない1100円丁度出す。
店員さん
1100円、丁度お預かりします。
俺が金を出すあいだに袋に入れたのか
もう帰れる準備万端だった。

袋をもち
義経
レシートいいです
そう言って急いでチャリに向かう

キーをさし急いで漕ぐ

帰りはすんげぇ急いだから1分で着いた

こんな早く漕いだらまた怒られるんだろうな
とか思いながら荷物を持って家に向かう
義経
ただいま!
買ってきたぞ!
美加
よしくん、ありがとう
元気の無い笑み。

原因が分からないから
どーなるんだろ…

美加は早速、検査しに行ってる。
美加
よしくん、出た
その言葉は妊娠を意味する言葉だった。
義経
美加、本当か?!
美加
うん!
義経
やったな!
美加
うん!
すんげぇ嬉しい。

付き合ってる時から子供は欲しいねって
言ってたからいざ出来ると本当に嬉しい。
義経
明日、病院行くか
美加
そうだね
義経
とりあえず、美加はお風呂入っておいで?
美加
うん、ありがとう
美加はお風呂に入りに行く。

俺は同僚に電話をかけた
義経
あ、もしもし?剛?
「ああ、そだけど、どうした?」
義経
明日、美加の病院について行くから
遅れるだけ伝えといてくれないか?
「分かった。」
プーっ、プーっ、プーっ
明日は起きたら病院に行けるように
準備だけしとこう。
____10分後
美加
よしくん、お風呂交代
義経
ありがとう。
寝室にゼリー置いてあるからそれ食べて寝な?
美加
うん、ありがとう
美加は寝室を目指し俺は風呂場を目指す

ささっとあびて5分で出たつもりなんだが
寝室に戻るともう寝てた。

全然、変わらない寝顔。

その隣で俺も寝床についたあなた

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