第9話

よしくんの昼ご飯
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2018/04/25 13:53
-美加side-
昼ご飯はよしくん特製のオムライス!

ケチャップで♡が書かれてあって
素直に可愛いと思ってしまった。

よしくんに言ったら
義経
バカ、男に可愛いとか言うもんじゃないの。
それももうすぐパパになる奴にさ
って言うけど、可愛いもんは可愛いんだもん
しょーがないじゃん
義経
とにかく早く食べて
美加
うん!
じゃあ…
美加・義経
いただきます!
パクッ

お、美味しい〜!!!!

レストランで食べてるみたいに美味しい!
美加
よしくん、よしくん!
オムライスとっても美味しい!
義経
ありがとう!
でもよく食べてみて…
お店の味と一緒じやない?
もう一口、よく考えて食べてみた。
…けど
美加
いや、似てないよ?
義経
そっかあ、良かったあ
え、な、なんで?

顔に出てたのか
義経
いや、店と同じ作り方したから
同じ味かなあと
ああ、そゆこと。

確かによしくんが務めてるお店では
オムライスあったよね

でも、今作ったオムライスは甘さがプラス
されてる。
美加
ねね、オムライス甘いけどなにいれたの?
義経
それは、俺から美加への愛情!
美加
ふふ、ありがとう
義経
いーえ!
そうだったんだ

私への愛情…

嬉しい…

でも、同時に恥ずかしさまで
こみ上げてきた
美加・義経
ごちそうさま!
よしくんは先に食べ終わってたけど
私が食べ終わるまで待っててくれて
やっと食べ終わった私と一緒にごちそうさま
をした。

とってもお腹一杯!

何回も言うけどすっごく美味しかった!

やっぱ、よしくんのご飯は美味しいなあ。

私も料理、上手になりたい。
美加
あ、よしくん!
洗い物はするよ〜
義経
いい、いい、座ってて
よ、よしくん…

あ、洗い物まで!!!!!
美加
だ、ダメだよ!
ご飯作ってくれたんだから後片付けはする!
義経
はあ…
はあってなに?!

私、なにか悪いことしたの?
義経
あのね、いつもいつもやってくれてるんだから
今日ぐらいやらせてよ
美加
よ、よしくん…
義経
ね?
そ、そう言われると…
美加
わ、わかったよ〜
義経
ははっ、ありがとう
美加
うん!
って!

ありがとうって言うのはこっちの方だよお。
-義経side-
今日は仕事場に行ったら直ぐに
帰された…

店長曰く
店長
奥さんが妊娠中なんだから、
そんな毎日来なくて大丈夫。
たまには休め
って、言われたから休んだ。

それに今日はちょうど検診日。

スーパーで先回り〜
5分後ぐらいに美加が来て
一緒に買い物して家に帰ってきた。

お昼の時間にいるのは初めてで
美加にはオムライスを作ってあげた。

店と同じ作り方したから味は一緒かな
と思ったんだけど
美加
ねね、オムライス甘いけどなにいれたの?
って聞くから愛情って返してやった。

ってか、オムライスが甘い?

本気で言ってる?

甘く作ってないけど…

まあ、100%愛情いれて作ったからそれが
結果的に実って甘くなったのかな?
美加・義経
ごちそうさま!
美加が食べ終わり2人でごちそうさま。

すると美加は洗い物するとか
言い始めて…

だから、無理矢理言い訳して休ませた。

毎日、毎日、頑張ってくれてるんだから、
俺が休みの日ぐらいやらないとな。

そうこうしてるうちに洗い物を
全て終わらせ美加が寝てるソファに
近づいたんだけど…

規則的な寝息が聞こえて顔を覗き込むと
幸せそ〜な顔して寝てた
義経
こんな所で寝たらダメなのに
美加を久しぶりにお姫様抱っこ。

うん、全然重くない。

むしろ、まだ軽いぐらい…
って普段が軽すぎんだよな

えーと確か、42㌔だったっけ?

んで今が50㌔とか言っとったっけ?

それでも軽すぎんだ〜
美加を寝室で寝かし、
俺は晩御飯を考える

だけど、なかなかいい案が思いつかない…
義経
いいや、美加が起きてからにしよう
んで俺は今の空いてる時間を使い
事務作業を行うことにした

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