-義経side-
現在、15時30分。
そろそろ晩ご飯の買い物に行く時間。
いつもは美加が作るんだけど
今日は俺が作ろうと思って。
んでどうしようか迷ってる。
美加は俺が作る物すべて美味しい言うから
迷ってしまうんだよな
それに極めつけは俺が作る物なら
なんでもいいって事
クッ○パッドを、開く
飲食店に働きながらもこれを
開くのはどうかと思うんだけど
ここにはなかなかいい物が揃ってる
俺ですら作ってみたいものまであるから
すげぇ便利なんだよな。
財布と携帯と車の鍵をもち家を出る
夕方が近づいてくるにつれ
日も傾いてくる
いつもいくスーパーに向かう途中
電話がかかってきた。
みると美加からで…
返事が来ない…
どうしたんだろうか…?
美加は泣いてるみたいだった。。
俺はなんとも返せない…
上辺だけの気持ちだけじゃ
美加ほ落ち着かない
プーッ_プーッ_プーッ_
もう晩ご飯がどうとか考えてられない。
俺はさっと作れて美加も好きって
言ってくれたナポリタンにする事にした
材料をさっと買いお金を払う時間も勿体無いなくて
クレジットで支払いを済ませた。
材料を袋に詰め車に向かう
こんな事してる間に美加は1人怖がっている
早く家に帰らないと。。。
流石に車だし信号無視をするのは出来ないから
信号に早く変われと念を送る。
__5分後
俺は家に着いた。
美加はリビングのソファに座って泣いている
静かにハグをした
大丈夫。という言葉なんて簡単に言える。
ただ、俺の直感が大丈夫だと思ったんだ
プルルルルルルルル
店長から直々に休めと言われたから
店長の奥さんもなった事があるのだろうか?
いや、そんな話は1度も聞いた事ないが…
とにかく検診まで休んでいいという事を美加に伝える
美加はなにか言いたげだが顔がホッとしている。
そして何かを考えてから
時計をみるとそろそろ19時…
買い物をする時は確か15時代だったような…?
まっでも、そんな事を気にせずに
ナポリタンを作る
はは、喜んでる喜んでる。
良かったあ…
こうしてナポリタンが出来上がり、
2人で食べて、お風呂に入り
今、布団に入ってるとこ…
なんだが
あんな夢を見た美加は寝るのを躊躇っている。
って、それもそうか。
ひでぇ夢をみて寝ろなんてキツイよな…
久しぶりに美加を抱きしめる
すると安心したのか美加の瞼が閉じていき
少しすると寝息が聞こえた
とにかく寝れた事に一安心。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!