プリ小説

第3話

第3話【鏡国】
百橋 愛音
百橋 愛音
明日遊びに行かない?
愛音ちゃんからのLINEを見ると、あぁ、ほんとに夢じゃないって思った。私なんかの地味女子にあんな可愛い子が構ってくれるなんて…しみじみと思って、緩んだ頬を押さえる。
蓮生 水蘭
蓮生 水蘭
…あれ?
ほっぺになにか付いてる?
違和感を感じた私は、鏡を見に行った。

何かの写真の端を押し付けた跡ができている。
蓮生 水蘭
蓮生 水蘭
あ…もしかして。
ポケットに手を入れるとクシャッと音がして、やっぱり。と水蘭は確信した。

二人でピースをして写っている、幼い頃の写真。

今と変わったのは髪型くらいで、繚斗のあどけなさは変わっていなかった。
蓮生 水蘭
蓮生 水蘭
また繚斗くんと昔みたいに仲良くなれたらな…
写真を見詰めてそう零すと、眩い光とともに写真が姿を変えた。


蓮生 水蘭
蓮生 水蘭
………………!?
そして収まった光と共に水蘭の手に残ったのは________
蓮生 水蘭
蓮生 水蘭
鏡国(きょうこく)…切符(きっぷ)…?
その瞬間、今度は鏡が光り、水蘭を中に吸い込んだ。
蓮生 水蘭
蓮生 水蘭
キ…キャーーーーーーーー!
水蘭の悲鳴の後には、何も残らなかった。

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みぃ
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