第11話

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2018/10/02 02:35
桂小太郎) マズイな……。逃げるぞあなた殿!


は?え、何で私まで逃げなきゃいけないのーーーーー!


あなた) ま、待ってまだラーメン食べ終わってない……。先行っててよ



と、言いながら私は3回かきこんで3回咀嚼して、3回に分けて飲み込んだ。

↑(3回に意味はないです)



だが桂の姿はもうなかった。


逃げようと言っておきながら置いてくなんてねぇ、どうよこれ




土方十四郎) 逃げたぞ!追うんだ!


あなた) まあ、そうピリピリせんといてやー、あら?アンタはさっき会いましたよね?どちら様でしょー?


土方十四郎) 真選組副長、土方十四郎だ。そんな事より桂はどこだ?てめェ知ってるだろ。教えろ。


あなた) ひー、レディにも厳しいのね。てか私さっき会ったばかりなんで知らないですよ。何者かもわかりません。お役に立てなくてごめんなさーい。
あ、アンタってひじかたとうしろうって言いましたっけ?ちょっとお詫びをさせてクダサーイ!


土方十四郎) 詫びはいらねェ。ともかく桂を追うぞ。



あなた)そんな腹腸肘肩凍死老さんにぴったりのマッサージをしてあげます~



土方十四郎) 字が違うわァァァァァァァァ!
何でそんな複雑な漢字に変換した!
てか俺の話聞いてねーだろォォォォ!!



あなた) あら、知らないんですか?最近は子供も肩こりにあうんですよ?私は弟、妹を育てながらマッサージで生計立ててたんです~
でも肘肩さんの場合は凝りではなさげですね~
でも大丈夫!あなた流のマッサージでそんな症状も治せますから!
体力も回復するといいなー、そしたら桂さんも捕まえられたりするんじゃないんですかね~、そうだといいな。



土方十四郎) いや俺大丈夫だから。結構だから。凍死してないから。元気だから。てか最後の方自分の理想になってなかった?とにかく行かせてくれェェェ。




あなた) ほんじゃあ、いきまっせ!
トォォォォォリャァァァァァァァァァァ!!


ドドドドドドドドドド




ガラガラガラッ




沖田総悟) 騒がしいですねィ。生きてやすか土方コノヤロー。

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