第9話

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2018/09/25 22:23
???) いらっしゃい!


その声の主は女の人だった。

長めの金髪を後ろで低く束ね、何かを作っている。

なかなかの美人であった。


あなた) あのォ、ここは何が食べれるんですか?

???) ラーメンだよ。あ、そばもあるけど。

あなた) そば……?美味しいんですか?

???) 食べてみる?美味しいかどうかは人によるだろうけども。

あなた) じ、じゃあそばください!

???) はいよっ!


私はワクワクしながらカウンター席に座った。






10分後…………。


???) へい、そば一丁!


そこには灰色の麺がどんぶりに入っていた。
とにかくお腹が減ったのであなたはそばを口に運んだ。


あなた) んんー!美味しい……ヅルヅルヅルッ……味が濃すぎず薄すぎず丁度いい……ヅルヅルッ……ってか、そばつゆが美味しすぎる!


そういってあなたはそばを完食した。


あなた) 美味しかったです!次ラーメンいいですかー?

???) え………?さっきアンタそば食べたでしょ?ラーメンなんてお腹に入る……?


あなた) 全然入りますよ!ていうか、まだ足りないくらいです!(笑)


???) 本当に大丈夫なのかい?



?) 幾松殿、心配には及ばんだろう。この娘は見るからに銀時のとこのリーダーと同じ種族であろう。夜兎族は地球人の倍の食料を消費するからな。

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