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第20話

月の歌姫 満月
いろはたちは任務を終えることができた
善逸
今回は、ある意味大変だったね...
炭治郎
でも、禰豆子が本当に人を食べなくてよかった
禰豆子
スゥーー
炭治郎の背中でスヤスヤと禰豆子は眠る

まるで、さっきに出来事が嘘だったかのように
炭治郎
禰豆子、よく頑張ったな
炭治郎
いろはさん、本当にありがとうございました
天使 いろは
いいの、それに私は子守唄を歌っただけだもの
炭治郎の気持ちが伝わったから禰豆子は落ち着いたのよ、きっと
炭治郎
いつか、お礼をさせてください!
天使 いろは
じゃあ、今度みんなでご飯に行きましょ?
猪之助
俺も行っていいのか?
天使 いろは
ええ、もちろん
猪之助
よっしゃーーーー!
天使 いろは
カナヲもね
カナヲ
はい...
(すごいうれしい...)
善逸
なに食べようかなー?
天使 いろは
もう決めるの?
猪之助
俺は天ぷらだな!
あの衣ついてるやつ
天使 いろは
じゃあ、美味しいところを探してあげるわ
炭治郎
本当ですか?楽しみです!

それから、炭治郎たちと別れ、御館様の所へと足を進めた











産屋敷、到着
御館様
おかえり、いろは
天使 いろは
只今、戻りました
御館様
御館様
どうだったのかな?
天使 いろは
町民を皆さん避難させて、一応自宅待機を数日ほど行うように言うって参りました
天使 いろは
怪我人のいる家庭には、薬を置いてきました

これからも町を巡回するようしたの者に言っておきましょうか?
御館様
そうだね、あそこはとても人が多いからそうしておいてくれるとうれしいよ
天使 いろは
御意
天使 いろは
あと...
御館様
何かな?
天使 いろは
禰豆子が人を襲いました
御館様
怪我人は?
天使 いろは
いいえ、でておりません
何とか静めることはできましたが...
町民の方々は私達に何か疑念を抱くのではないかと...
御館様
そうかもしれないね、
でもきちんと鬼殺隊が動いていれば大丈夫だよ
天使 いろは
そうだとよいのですが...
御館様
いろは、大丈夫だよ
禰豆子には炭治郎がついているからね
天使 いろは
そうですね
御館様
いろは、君も今日は休みなさい
疲れただろうから
天使 いろは
有り難きお言葉
是非そうさせていただきます
天使 いろは
御館様、今日は月が満月でございます
大変美しいです
御館様
そうなんだね
私ももう一度見てみたいものだね
天使 いろは
御館様...
御館様
でも大丈夫だよいろは
私には目の代わりになってくれる者がいっぱいいるんだからね
いろはもその一部だよ
天使 いろは
呪いなんてものがあるからいけないんですよ
御館様
それでも、私は幸せだよ
優しい家族に、強い子どもたちがいてくれるんだから
天使 いろは
幸せ...
御館様
いろはは今幸せかい?
天使 いろは
はい、とても
御館様
じゃあ、それで十分だよ
天使 いろは
でも、
御館様
うん
天使 いろは
欲を言えば...
家族が、師匠が私の隣にいてほしいです

いっぱい誉めてもらいたいです
御館様
いろはおいで
御館様は腕を広げて、「おいで」と優しく頬笑む
天使 いろは
い、いけません
御館様
いいから
天使 いろは
で、では
優しく温かでここちよい
御館様
いろは、頑張ってくれてありがとう
小さな体でみんなを守ってくれてありがとう
君の努力を私は知っているよ
大丈夫
天使 いろは
...こちらこそ認めてくださってありがとうございます
愛してくれて、居場所をくれて、
本当に感謝しております


鬼滅隊は私の居場所、怖くても一人じゃないから
だから戦える
今夜も美しい月が私を見守っている



月の歌姫、完