prrrr prrr
2「もしもし？」
「あ、カイくん！」
2「んー？どうした？」
「今大丈夫？」
2「今家ー
仕事も全部終わったしご飯も食べて風呂も入ったから寝るまで暇だよ〜」
「そっか、、
本当はゆっくり休んで欲しいんだけど短くても20分くらい必要になっちゃうかも、、」
2「あ、全然大丈夫だよ
学校のこと？」
「うん、そうなの、」
2「勉強？」
「違うの
カイくん、先生だから頼もうと思って」
2「俺に出来ることならなんでも！」
「ありがとう
長くなるけど聞いてね？」
2「うん、いいよ」
今まで夏帆ちゃんから聞いた事
その全てをカイくんに話した
カイくんは相槌を打ちながら最後まで私の話を聞いてくれた
2「そっか、
あなたはどうしたいの？」
「どうしたいって、、
夏帆ちゃんに早く学校を楽しいって思えるようになって欲しい！
夏帆ちゃん、付き合い始めたのは高１の冬で、高２の春からずっとみあなちゃんに殴られたり蹴られたりしてるの」
2「そっか」
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。