第45話

旅行*
1,828
2019/11/06 17:19

あなた side

あれから少し時が経ってあなたは安定期中頃に入り
広臣と旅行にきていた

旅行といっても飛行機には乗れないから
車で行ってもそんなに負担のかからない国内旅行だけどね.....

それに国内だと周りの目とかもあるから
お部屋に温泉のついた宿でまったりすることになっている

多少の観光は行くけどね!
でも広臣と1日中一緒にいられる日は少ないから
どっかに行かなくてもそれだけでも私は嬉しい


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あなた
あなた
臣と2人きりの旅行も今回で最後だね
登坂広臣
登坂広臣
ん、そだな
あなた
あなた
運転任せちゃってごめんね
あなた
あなた
ありがとう
登坂広臣
登坂広臣
気にすんな
あなた
あなた
うん
あなた
あなた
楽しみだね
登坂広臣
登坂広臣
あぁ
あなた
あなた
温泉とかほんといつぶりだろ....
登坂広臣
登坂広臣
俺もだいぶ行ってない気がする

そうこうしてるうちに泊まる宿に着き
荷物を下ろし、部屋に入る
あなた
あなた
きれーっ!
部屋から見えたのは緑が生い茂り川の流れている森だった
登坂広臣
登坂広臣
夏で暑いかと思ったけど
こっちはちょっと涼しいな
あなた
あなた
そだね
あなた
あなた
ゆっくりと過ごせそう
登坂広臣
登坂広臣
登坂広臣
登坂広臣
しんどくなったら無理せず言えよ?
あなた
あなた
分かってるよ

その後、2人は少しだけ宿の周りを散策しに行き
夕方頃にご飯が部屋へと運ばれてくるため戻った
あなた
あなた
ちょっと疲れちゃったなあ
登坂広臣
登坂広臣
ん、そだな
ちょっと人多かったしな
あなた
あなた
うん
あなたの返事はいつもよりちょっと暗かった
登坂広臣
登坂広臣
ん?どした?
大丈夫か?
あなた
あなた
.....色んな女の子達が臣のこと見てた
登坂広臣
登坂広臣
別にバレてはないだろー?
あなた
あなた
バレてないけどさ......
登坂広臣
登坂広臣
あーれ?あなたちゃん
もしかして妬いてんの??
あなた
あなた
....っ......なわけ
登坂広臣
登坂広臣
ふーん
登坂広臣
登坂広臣
ご飯までまだ時間あるし
風呂でも入ってくっかなー
広臣はそういうと着替えなどを持ち
温泉へと向かう
あなた
あなた
......臣
私も一緒に入る......
登坂広臣
登坂広臣
広臣とあなたは外にある温泉に
隣同士で一緒に入った
登坂広臣
登坂広臣
あなたから一緒に入るって言ったの
初めてじゃね?
あなた
あなた
そだっけ?
登坂広臣
登坂広臣
いつも嫌がんじゃん
あなた
あなた
だってそれは....
登坂広臣
登坂広臣
......で、あなたはなんで妬いてんの?
あなた
あなた
.....べ、べつに
あなたが素直にならないため
広臣はあなたを自分の足の間に座らせ
後ろから腰あたりに手を回した
あなた
あなた
........//////
登坂広臣
登坂広臣
素直になれよ
あなた
あなた
.......も、わかったから
あなた
あなた
やっぱ臣はかっこよくて
女の子達の目につくんだなって
私が隣にいても関係ない感じで.....
登坂広臣
登坂広臣
んなことかよ
あなた
あなた
そんなことって
登坂広臣
登坂広臣
んなことだろ?
だって奥さんはお前だろ?
登坂広臣
登坂広臣
それにんなこと言ったら
ファンにだって見られてんだろ?
それと一緒だろ?
あなた
あなた
そだけど...
登坂広臣
登坂広臣
見てるやつがいようと何言われようと
俺が隣にいて欲しいって思う奴は
今までも、今も、これからもずっと
お前しかいねーから安心しろ
広臣はあなたを自分の方を向けさせキスをした
あなた
あなた
......っ////
登坂広臣
登坂広臣
んほら、もうちょっとでご飯届くし
そろそろ出んぞ
その後、すぐ部屋にご飯が届き
その量の多さに2人は驚いたのだった

そしてご飯を食べ終え、しばらくゆっくりし
ベッドに入った
登坂広臣
登坂広臣
もうちょっとこっちこい
あなた
あなた
え?
広臣はあなたを引き寄せ
自分の腕にあなたの頭を乗せ抱きしめた
あなた
あなた
.....臣
登坂広臣
登坂広臣
ん?
あなた
あなた
....んーん、なんでもない








スーッ、スーッ














広臣はその後すぐ寝てしまったようで
規則正しく寝息が聞こえた
あなた
あなた
臣......大好き
私、とっても幸せだよ....
あなたはそうばそっと呟き
寝ている広臣の頬に手を当て
そっとキスをして眠りについたのだった

プリ小説オーディオドラマ