第9話

私の事情②*
2,511
2019/10/05 13:27
2ヶ月前に両親が交通事故で亡くなったこと
親戚にも身寄りがなくて1人なこと
友達に心配をかけてしまっていること
寂しさでどうしようもない時に
両親との思い出のあるあの公園に行っていること.....


と全てを話した。
話し終えたころにはあなたは涙を流していた。
あなた
あなた
.........
そんなあなたを広臣は抱きしめた。
登坂広臣
登坂広臣
話してくれてありがとな
登坂広臣
登坂広臣
な、あなたちゃん
1人が寂しいなら俺のとこ来いよ
あなた
あなた
.......え?
登坂広臣
登坂広臣
俺んとここい
あなた
あなた
はぃ.......
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あなた side

広臣に全部を話した。
そしたら俺んとこに来いと言われた。

普通なら断るんだろうけど
断らなかった。いや、断りたくなかった。
家に1人でいるのが嫌という思いもあったけど
広臣と離れたくなかった。

私、どうしちゃったんだろ...

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広臣 side

あなたはためらうも全てを話してくれた。
泣いてるあなたをとても愛おしく可愛く思ったし
1人が寂しいと言ったこいつを
もっとほっとけなくなって抱きしめた。

そして、俺んとこに来いと言ってしまった。
しかもあなたは来ると言った。
正直、断られると思っていたからビックリした。

いつまでほんとの気持ち隠してられるだろうか...
どんどんあなたに惚れていく。


とりあえず会社とメンバーには言わなきゃな。


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登坂広臣
登坂広臣
とりあえず今日は送る
荷物持ってきたりしないといけないだろーし
登坂広臣
登坂広臣
明日の夜、迎えに行くから
荷物用意して待ってろ
あなた
あなた
はい
ありがとうございます
それから広臣に家まで送ってもらい
あなたはすぐ眠りについた。

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