2ヶ月前に両親が交通事故で亡くなったこと
親戚にも身寄りがなくて1人なこと
友達に心配をかけてしまっていること
寂しさでどうしようもない時に
両親との思い出のあるあの公園に行っていること.....
と全てを話した。
話し終えたころにはあなたは涙を流していた。
そんなあなたを広臣は抱きしめた。
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あなた side
広臣に全部を話した。
そしたら俺んとこに来いと言われた。
普通なら断るんだろうけど
断らなかった。いや、断りたくなかった。
家に1人でいるのが嫌という思いもあったけど
広臣と離れたくなかった。
私、どうしちゃったんだろ...
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広臣 side
あなたはためらうも全てを話してくれた。
泣いてるあなたをとても愛おしく可愛く思ったし
1人が寂しいと言ったこいつを
もっとほっとけなくなって抱きしめた。
そして、俺んとこに来いと言ってしまった。
しかもあなたは来ると言った。
正直、断られると思っていたからビックリした。
いつまでほんとの気持ち隠してられるだろうか...
どんどんあなたに惚れていく。
とりあえず会社とメンバーには言わなきゃな。
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それから広臣に家まで送ってもらい
あなたはすぐ眠りについた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。