~涼太~
俺は今、HappyMonsterの楽屋の前にいる。
なぜかって?
GENEで計画してる、「あなたちゃんを救おう!」っていう考えのため。
俺の仕事は、みゆきちゃんをご飯に誘って、あなたちゃんのことを聞き出すこと。
正直言って、乗り気じゃないけど、あなたちゃんのためだと思ったら頑張れる!
そういえば、玲於はいつ誘うんだろ
~玲於~
はぁ、
行きたくねぇ
由香?ってやつを誘わなきゃいえねーんだけど、めんどくせぇ
あの豚野郎と不正リーダーが!
変わって欲しい、
まあでも、あなたちゃんのためなら!
涼太くんももう行ってるし俺も行くか、
~涼太~
向こうからいかにも怒ってそうな人が来る。
玲於だな。
由香ちゃんの前であんな顔しないといいけど。
実は俺だって誰かがウザイときはある。
でもいつも心の中で抑えてる。
それが出来ないのが玲於だもんなー
俺的には、心の中なら何言っても良いからこっちの方が楽なんだけどね。
||☆\“(・_・。)コンコン
あなたちゃん黙っちゃってる、
俺達が由香ちゃん達の味方だと思ってるのかな。
違うんだよ、
ちょっと待っててね、
やばい、
え、?
今舌打ちしたよね、
玲於も気付いたみたい、
やっぱり、あなたちゃんがピンチなんだ、
俺がなんとかしなきゃ、、っ
あれ?
なんだこの気持ち
「俺」だけじゃなくて
「俺ら」なのに、
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。