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第139話

133話
~あなた~
お世話になった教室に移動し、友達同士で別れを惜しむ。
私の場合は拓斗と愛梨しかあんまり仲良くしてないんだけど・・・
先生
席つけ~
先生のこの声ももう聞けないのか、、


それから、先生からの話があった後、また自由時間になった。
少しだけね、
先生
もう結構保護者が集まってるぞ~(笑)
ざわめく教室。

寂しいな・・・
私だけ、ひとりぼっちじゃん、
拓斗も愛梨もお母さん達と話したいだろうし、
その間はぼっちかな、、(笑)



10分後~
先生
移動するぞ~!
身だしなみをチェックし、廊下に並んだ。
いよいよ始まる。
入場から退場まで、たくさん練習した。
誰かに見せる、ってわけではないけど、
私自身、区切りをつけたい。











先生B
卒業生の入場です。拍手でお迎えください。
大きく開け放たれたドアの奥には
何百人もの人がいる。
テレビで見たことある人だって、
雑誌で見たことある人だって、ほんとにたくさん。
興奮と嬉しさと寂しさ、それから期待が混ざりあって、涙として出てくる。

なんだか泣いているのを見られたくなくて、
そっと拭いて抑えた。
練習通りにまずはまっすぐ歩き、
私は右を向いてまた歩く。
保護者の周りを回るように。


えっ、?
嘘でしょ・・・、
私の目の前にいるのは、
笑顔で手を振ってくる、大好きな人達。
あなた

み、んな、、(泣)

小森隼
小森隼
あなた~!
やや小さめな声で私を呼ぶ隼くん。

嬉しくて嬉しくてしょうがなくて、
涙が止まらない。
それを見て呆れたように笑ってる玲於くんも、
安心されるように優しく笑う亜嵐くんも、
お兄ちゃんみたいな目で見守ってくれる涼太くんも、
いつだって笑わせてくれる裕太くんも、
いっぱい褒めてくれる龍友くんも、
GENEも、私も支えてくれるメンさんも、
後ろで泣いちゃってるマネージャーさんも、
みんなが大好きで、
たくさん、たくさん、ありがとう、って伝えたくなる。
今までの思い出が全部蘇ってきて、
ずっと一緒に居たいって思うんだ。








やばっ、
みんなが歩き続ける中で、
しばらく止まっていた私。
急ぎ目に歩き出すと、後ろからあの人の声が聞こえた。
佐野玲於
佐野玲於
あなた!おめでとう!
 振り向いて思いっきり笑顔を見せたあと、
涙を隠すようにまた前を向く。






この時から、答えは決まっていたのかもしれない。