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第133話

127話
~あなた~
それからの日々は、本当にあっという間だった。

拓斗のことを怒って、もう学校の情報は流さないように約束した。

亜嵐くんも、今ではいつも通り・・・
よりも仲良くなったみたいで、
涼太くん達によくからかわれるようになった。
その度に、返事しなきゃ、って思うけど
やっぱりまだ答えが出なくて、
また今度ってなっちゃう。
亜嵐くんも待ってるはずなのに
待たせてばっかりの私に腹が立つ。

愛梨の言葉通り、亜嵐くんのことをずっと見ても
かっこいいな、
とか、
優しいな、
とか、
ほんとにそればっかり。

好き ってどういう感情なのかわかんないんだよね、
かっこいいって思ったら、好きなのかな

亜嵐くんが急かしてこないのも
優しいなって思うし、
亜嵐くんと付き合ったら、絶対楽しいだろうなとも思う。
けど答えが出ないのは、
きっと私がどこか怖いと感じてるからだ。
今の関係が崩れたら嫌だ。
みんなと仲良くしたいから。

けど、それじゃあ亜嵐くんが求めているものとは違うんだよね、







それを繰り返しているうちに、
クリスマスを越え、
お正月を越え、
卒業シーズンになった。














~玲於~
日に日にあなたちゃんと亜嵐くんが仲良くなっていく。
なんかもう、付き合ってるって言われても、
そうでしょうね、みたいな。
一時期2人がよそよそしいと思ったら、
一気に仲良くなった。
もうさ、これ付き合ってるとしか思えなくない?
俺のメンタルもズタボロで、
余計に周りに心配される毎日。
あなたちゃんの存在で、こんなになるなんて思ってなかった。

俺はあなたちゃんを見てるけど
あなたちゃんは亜嵐くんを見てる。
いつだって。
亜嵐くんのことをじーっと見て、
笑顔になったり、不思議そうにしたり。
仕事のあと、2人で会ってんのかなとか考えると
心がぎゅって痛くなる。
諦めようって思ってきちゃったよね、
亜嵐くんとお幸せにって。



不完全に仕事をして、家で落ち込む日々。

そんな生活に終わりが来ることを、俺はまだ知らなかった。