~あなた~
今佐野さんとタクシーで2人っきりです。
私は沈黙が続いてて気まずいんだけど
佐野さんは何か考え込んでるみたい。
にしても
昨日のことが熱のせいだったみたいで良かった
ドキドキしたのは事実だけど、
やっぱり私は平穏に、自分のやるべき事をこなして行きたい。
そんなこんなで学校に到着。
今日のHIROさんとの問題のことだ。
私のこと気づかってくれてる、
ほんと優しいよね、佐野さんって
佐野さんのおかげで余裕で登校できた
また改めてお礼しなきゃな~
でも、そういえば私もそうかも
忙しかったからかな?
午後のことは忘れて、楽しく過ごそう!
私の担任はごっつい男の人
たまに親父ギャグをぶっ込んでくるから
教室が凍りつく。
結構飛ばします!すいません💦
うとうとしながらも授業が終わる。
早く終わって欲しいけど、終わって欲しくない
授業も話し合いも嫌だもん
でも、ちゃんと話さなきゃ進まないもんね
疑問が1つ。
北人達が一切、HappyMonsterについて触れてこない。
なんでだろう。
あー
1番聞きたくなかった言葉
行きたくない~!
でも行かなきゃ
行こう
だれ!?
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!