~あなた~
私達は軽く変装して、事務所を出た。
すると
何人かの女の子がいた。
私が出てくるのを待ってたのかな
私は佐野さんに引っ張られ、その場を後にした。
やっぱり
直接言われると傷つく・・・
だって
私にいろいろ言うためにあそこにいたんでしょ?
警備員さんに止められながら。
私の気持ちがわからない。
悲しいのかな
悔しいのかな
でも、
嬉しくないのは確か。
私、、
GENEにいていいの?
はぁ・・・
空元気って疲れるんだね・・・
お店に向かう足取りも重く、
会話も少なかった。
みんなはお酒を飲む中、私は烏龍茶。
隣に座ってるのは玲於くんと亜嵐くん。
あ!そういえばまだ連絡先交換してなかった!
私はメンバー全然と交換した。
良かった・・・
私が頼んだこと言われちゃうかと思った・・・
たくさんお話もして、喉が乾きコップに手を伸ばした時。
飲んじゃったよ・・・?
うわぁ、なんか体がおかしい、
暑くなってきたし
ちょっと落ち着いて、、ない、、。
続く・・・
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。