you side❤︎
キーンコーンカーンコーン🔔
4限の終わりを知らせるチャイムが鳴り
お昼の時間。
皆、食堂に行ったり
机をくっ付けてお弁当を食べたり
仲良く昼食をとっている。
そんな中、私は1人
の、筈だったんだけど…
此奴が付きまとってくるせいで
1人じゃ居られなくなってしまう。
なんて言って
私の腕を掴んで勝手に歩き出してしまう。
思わず溜息が出てしまうほど
此奴は自分勝手。
しかもわざわざ一軍女子の誘いを断って
私についてくるもんだから
女子達の目線が痛い日々。
それも一週間続くと
嫌でも慣れてしまった。
_______
ガチャ
私"達"がいつも昼食をとるのは
この学校の屋上。
普通なら来られないんだけど
なんか此奴に言われるがままに
先生に頼んでみたら
"内緒な"とか言って
先生から承諾を貰ってしまった。
いつも通り冷たく突き放すと
1人で歩いて隅のベンチへ。
普通の人ならこれでどっか行ってくれるのに
とか言って
勝手に私の隣に座って来る。
本当に邪魔。
しかも座ったかと思えば、
いつもの"お決まりの一言"。
この会話でなんとなく察してくれたかもだけど
私は自分の分のお弁当
そして、
此奴の分のお弁当を、
毎朝作っては学校に持ってきている。
本当に呆れてしまう。
_______
この一言を残して
彼はフリーズ。
なんか友達いる風だけど
此奴の席にヨジャが居るの見た事ないし
来たとしても追い返してるから
友達居ないんじゃないかなって、
最近思い始めてる。
あ、居るんだ←
「あなただし。」
聞いた私が馬鹿だった。
この人は馬鹿なのか...?
まぁ
馬鹿なんだけど←
私がそう言うと
此奴はあからさまにショックな顔をして
と、
掠れた声で言った。
どこに期待できる要素があったのか
私には1つも分からない。
「ぱくじみん」
______________
作者でっす。
なんかさっきふとこの小説のタグ見たらさ
万端皆の名前あったんだよね←
だから、
もしメンバータグからこの小説拾って来た人は
"じみん、ぐく"
の2人以外出演する予定ないです...
ごめんなさい..。
紛らわしいのでさっきタグ消して来ました✨
仕事早いでs(((((((殴
とりあえず
他のメンバー期待してた人が居たらあれなので
先にご報告です
ごめんなさい
☆は外さないで欲しいな←←←←←
あと、
"此奴"
"彼奴"
読み方分かる?
"こいつ"
"あいつ"
なんだよね
我も知らなかったんだけど
変換で出て来てカッコ良かったから
ずっと使ってる☆←
もし分かんない人がいたら
これ参考にして下さい!
以上
ばい。
by
作者。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!