第21話

🧸
1,706
2020/10/08 12:05














バーベキューも終わり時刻は、3時













片付けは、すでに終わっていたためリビングにみんなが集まる











それぞれスマホをいじったり本を読んでいたりした












さゆり
さゆり
あのさ、みんな敬語やめない?笑
白石先輩
白石先輩
急にどうしたの?笑
さゆり
さゆり
いや、なんとなく笑
ななみ
ななみ
なにそれ笑
あなた

先輩方がいいなら、そうさせてもらいます笑

さゆり
さゆり
私たちは、全然大丈夫だよ!
さゆり
さゆり
ねっ?
ななみ
ななみ
うん笑
白石先輩
白石先輩
うん笑
あすか
あすか
じゃあ、お言葉に甘えて笑
えりか
えりか
ねぇ〜、なんかしよ?
あすか
あすか
空気読めよ笑
えりか
えりか
だってぇ〜笑
さゆり
さゆり
何したい?笑
えりか
えりか
う〜ん、宝探し?笑
ななみ
ななみ
宝探し?笑
えりか
えりか
うん笑
あすか
あすか
ルールは?笑
えりか
えりか
う〜ん、近くに山あったじゃん
あなた

うん笑

えりか
えりか
そこに、何か隠して探し当てる的な?笑
白石先輩
白石先輩
まぁ暇だし、いっか笑
さゆり
さゆり
そうだね笑
あすか
あすか
2人組で動く?笑
えりか
えりか
それがいいかもね笑
ななみ
ななみ
じゃあ、飛鳥と組もうかな?笑
あすか
あすか
ホントっ!?😆
ななみ
ななみ
うん笑
白石先輩
白石先輩
じゃあ私は、あなたちゃんと組もうかな?笑
あなた

はい、お願いします笑

白石先輩
白石先輩
うん笑
さゆり
さゆり
じゃあ私は、いくちゃんと!
えりか
えりか
はぁ〜い!笑
あすか
あすか
ななみ!
隠しに行こっ?😆
ななみ
ななみ
そうだね!笑
白石先輩
白石先輩
じゃあ、私たちは待っとこうか笑
さゆり
さゆり
そうだね笑












そんなこんなで始まった宝探しゲーム












最初の方は本当に面白いのかと思っていた














だが、やってみると意外におもしろい笑










時間を忘れるほどハマっていた












だが時間も時間。











終わらなければ、日が暮れて道が分からなくなる











しかも山だ。











夜はとても冷えるし危険だ


































最後のいっかいは、探す側だった









あなた

どこにあるかな?笑

白石先輩
白石先輩
ここら辺とか?笑
あすか
あすか
ないよ?
ななみ
ななみ
やっぱり最後は難しいね笑
あなた

うん笑

あなた

あっ、















靴紐が解けてしまった











3人に声をかけようかと思ったが、すぐに終わるのでやめた












ちょうちょ結びをしていたところが、固結びになっている











しかも両方










こんな偶然ある?笑












まずは、右足












そして、左足










よし、これで大丈夫だろう笑












さぁ、3人のところに戻ろう!











あなた

えっ!?















私の周りには誰もいない










暗い










寒い












何が起きたの?











さっきまで一緒にいた3人は?











私、もしかして、遭難した?













いや、きた道を戻れば着くはず!












あれ?










どっちから来たっけ?











パニックの状態で冷静に考えられるはずもない










どうしよう?










でも、下手に動いても…











もう少し、ここで待ってみよう

























あれから、何分経っただろうか…













雨が降ってきた












いくら、10月とはいえ昼はまだ暑い










だから今日は半袖半ズボンだった











雨が体温を奪って行く













とにかく寒い











怖い













「あなた〜……」











ん?











誰かの声がした?










幻聴かな?









私、死ぬのかな?…










_白石先輩_












会いたい…











最後なら…












白石先輩
白石先輩
あなたちゃ〜ん!
あなた

白石…先輩…?

白石先輩
白石先輩
どこにいるの!?
あなた

こ…こ…

白石先輩
白石先輩
いたっ!












白石先輩が駆け寄ってくれた









助けに来てくれたのかな?…笑…












死に際に見る夢かな…笑…












死にたくない…










白石先輩
白石先輩
大丈夫!?











あなたちゃんの今にも死にそうな身体を抱き寄せる









冷たい!










白石先輩
白石先輩
!?
白石先輩
白石先輩
これ着て!











そういって私は、自分が着ていた上着をあなたちゃんに被せた









あなたちゃんの顔は笑ってる










意味が分からない









こんなに死に際なのに…










あなた

白石先輩…いい…匂い…

白石先輩
白石先輩
早くあったまって!
あなた

白石…先輩…が風邪…引いちゃう…

白石先輩
白石先輩
私のことはいいから、早く!
あなた

うん…











なんとか、あなたちゃんに上着を着させることができた










あとは、救助を待つのみ










救助と言っても、ななみん達なんだけどね











居場所を連絡したから、すぐに来てくれると思う








































来た!









さゆりんの声がする










来てくれた!


























このあと無事に家に帰ることができた









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