あの出来事から1ヶ月。














白石先輩と廊下ですれ違うことが何度もあった














その度に、挨拶をする












今までの白石先輩だったら、いつも挨拶の後に一言つけてくれていた












でも、あの出来事があってからというもの挨拶だけで終わる











白石先輩はまだ根に持っているのだろうか笑














もぅ…笑











あっ、そういえば












今日は放課後に集まりがあるんだった














白石先輩と久しぶりに話せる













そう思っていたのに…














白石先輩は欠席だった。












この前仲良くなった先輩に聞くと今まで、こんなことはなかったらしい













何かあったんだろうか…？















とても心配だ

ちなみに仲良くなった先輩とは•••先輩のことだ












•••先輩も生徒会メンバー。










この前は、一緒に活動した時に仲良くなった












だけど、•••先輩に恋愛的な好意を持ったことは一度もない

白石main 

あなたちゃんが、•••くんのことが好きだと知ってからというもの
















私は、あなたちゃんときちんと距離をとっている















挨拶だって、素っ気なく返しているし…















早く、あなたちゃんが私のことを忘れるよう仕向けている

でもそう上手くはいかない














今日だって、集まりがある













正直行きたくない














行きたくなさすぎる














だって、あなたちゃんと会うから…

でも私はきっと、あなたちゃんに会いたいと思っているんだろう…
















そんな時…

その時は、友達と昼ご飯を食べていた時だった

黙って先生について行く












なにかあったのだろうか？

私は、膝から崩れ落ちた

信じられない…













信じたくない…

信じない…











お爺さまが死んだ？












そんなわけない！

































































































私の記憶があるのは、部屋で寝込んでいる記憶だけ













たぶんその時には、葬式も終わっていたのだろう…











今さら気づいた












私は、お爺さまが大好きだった











お爺さまを失って、お爺さまが大切だと気づいた











私は、なんて情けないのだろうか…












生徒会長なんてやってていいの？











もう、何もかもいやになった。

また、メイドに八つ当たりしてしまった












こんな自分がいやになる










誰か、私を助けて

…笑…













まぁ、誰も助けてくれないんだけどね…笑…















目が覚めたのは夕方だった。

やっぱり、いつもの3人は心が落ち着く













入学した時からいつも一緒にいた










クールでカッコいいななみん











the cuteって感じのさゆりん










そして私











でも、この2人には相談できない











気まづくなりたくないから

そんなこんなで、1日が終わる













翌朝

ななみんとさゆりんが来てくれて、少し元気が出た









ななみんとさゆりんは言わなかったけど、私は痩せ細っているだろう










お爺さまが亡くなってから、ちゃんとしたものを食べていない









久しぶりのご飯だ

えっ！？












あなたちゃん？












どうしてここに？