恭平side
[恭平ー。おはよっ。今日女子カラオケ誘われたんだけど行かね??あっ!花倉誘ったって!]
[LINE交換できるかな〜♪]
『フッ…無理だろ。どうせ来ねぇよ。』
[だよねぇー。]
[可愛いのにぃ、愛想ないよねっ]
『あぁー。本心で笑ってねぇっつうか』
[フフッ…]
『なんだよ』
[なんでもねぇーよ!]
[ハハッ]
『やっべホームルーム始まる』
[うわっ]
{放課後}
[花倉来ないってー。恭ちゃん残念ー。LINE交換出来なかったぁー]
『なんで残念なんだよ。分かりきってたことだろうが。w』
[恭平ー早く行こー]
『おう。』
『なんなんだアイツら意味わかんねぇ。』
アイツ来ない方が楽しめるって
next…
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!