どーも。神山智洋でございます。
今日は何か朝から調子が悪い気がするわ。
まぁ、何とかなるでしょうw
では、仕事行ってきます
神山は皆が乗っている車へと向かっていった
神山は一番後ろの席に座った
後ろの席には重岡がいた
あぁ…。うるさい奴が俺の横かぁ……。
と言ってもアイツ、以外と頼りになるからなぁ
ほら、鋭いでしょ?笑
少しすると、少し道が荒い所に出た
車の一番後ろに座ったもんだから、
胃が掻き回されて、今にも吐きそうだ…。
ここは重に頼るべきか…、
と思い、重岡の方を見た。
あ、寝てるわ。しょうがない、耐えよう
と思っても直ぐに重岡にバレた
((ガッタン、ガタ、ガタ、ガタ…
様子が変だった、神山の方を向いた
((ガッタン!
大きい揺れで、汚物が喉まで競り上がってきた
神山は咄嗟に手で口を押さえた
自分のバッグの中をあさり始めた
重岡は自分の前にいた小瀧の肩を叩いた
神山は袋を手に持った
中間から薬を貰ったあと、神山のところへと
向かった
重岡から貰った薬を口に入れ、水を飲んだ
少し落ち着いてきた。
~神山sids~
自分で返しに行くっていったものの…
胃が掻き回されて、余計気分悪い…
やっぱ…重に頼んどいた方が良かったかな…
いや…自分が気分悪くて貰っとるんやし…
自分で返すために頑張って歩かな…。
((トントン…
中間に薬を返した後、急に意識が朦朧としてきた
自分が倒れていくのが分かった。
あかん…ここで倒れたらあかん……。
でも、体は言うことを聞かなかった。
~中間sids~
神山から薬を受け取った。
神山の顔を見ると、真っ青だった。
心配になり、神山に『大丈夫か?』と声をかけた。
そのときだった。
自分の視界から神ちゃんが消えた。
下を向くと、苦しそうな顔をして
倒れている神ちゃんが見えた。
息をしてることは確かだ。
退いてと言われたから退いた。
今から何をするのだろうか。
そう考えていると、、
重岡がひょいっとお姫様抱っこで神ちゃんを
持ち上げ後ろの席へと移動した。
~重岡sids~
スマホをいじっていると
急に前の方がざわつき始めた。
気になり、前を見ると床に神ちゃんが倒れていた。
やっぱり…。
何か今日の神ちゃん変だと思った。
だって
いつもより顔色悪いし
少し頬が赤くなっていたし
歩く速さも尋常じゃないけど、遅く見えた。
でも一回自分のところに運ぼう。
やっぱり…。絶対体調悪い
もうちょっと早く言っていたら
倒れたこと無かったはずやったのに……
何してんねんやろ……。俺……
神山は倒れてから、何分か後に目を覚まし、
重い体を起こそうとした。
言葉に甘えた神ちゃんの顔を見た。
さっきより、少し赤くなっていた。
熱もあるのだろうけど、恥ずかしかったのだろうな
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。