第5話

💙
3,126
2021/05/19 04:35
図書室につき、少しガタガタいわせながら扉を開ける
白石 あなた
おはよう
青柳冬弥
青柳冬弥
あなた先輩、おはようございます
白石 あなた
やっぱり冬弥もいたんだ
青柳冬弥
青柳冬弥
今日は当番だったので
白石 あなた
って言ってもいつもここに早く来てるじゃん

彼は杏のグループ、確かVivid BAD SQUADのメンバー


安定感のある歌声でチームを支えている

そんな彼は読書が好きで図書委員をやっている
白石 あなた
なにかおすすめの本ない?
青柳冬弥
青柳冬弥
おすすめですか、、、

そういうと冬弥は本棚から1冊の本を出してきた
青柳冬弥
青柳冬弥
これなんてどうですか?

冬弥は珍しく恋愛ものの小説を持ってきた
白石 あなた
冬弥……
どうしたの
青柳冬弥
青柳冬弥
何か変ですか?
白石 あなた
いや、そんなことはないけど
私もあまり恋愛小説は読んだことないし
白石 あなた
ありがとう、冬弥
借りてくね

そういうと冬弥は専用の機械でバーコードを読み取るとそっと私に渡してきた
青柳冬弥
青柳冬弥
あなた先輩、もうそろそろ朝礼始まりますよ
白石 あなた
あ、ほんとだ
ごめん、ありがとうね
青柳冬弥
青柳冬弥
今日は練習見に来れますか?
白石 あなた
んー、今日は司の方のお手伝いに行かないといけないからごめんね
白石 あなた
明日ならいいよ
青柳冬弥
青柳冬弥
そうですか、分かりました
彰人にもそう言っておきます
白石 あなた
うん、ありがとう
じゃあ、またね
青柳冬弥
青柳冬弥
はい、

少し急ぎながら図書室を後にした
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