第32話

雨瀬の過去
2,072
2020/03/02 11:03
雨瀬side




これから、私の過去について話すね、、、。




























私には、兄と妹がいる。




でも、どの兄弟とも血が繋がっていない。




全員の父親が違う。




お母さんが浮気してたんだ。




だから、小さい頃から虐待受けてて、、、




だから、辛くて辛くて、7歳くらいの時に家出したの。




でも、当然7歳だから住む場所なんかどこにもなくて…




その時に、、、




?「you、何してるんだい?」




『ビクッ!誰?おじさん。』




?「あぁジャニー喜多川だよ。ジャニーズ事務所の社長だよ。」




『へっ?何で私に話しかけてるんですか?』




社長「うーん。君ここで何してるの?」





『家出、したの。』




社長「そうか、、じゃあ、ジャニーズ事務所入る?」




『ジャニーズ、じむしょ??っておじさんの?』




社長「そう。そしたら、住む場所も全部用意してあげる。」




『わ、わかった。入る!私、その事務所に入る!』




社長「そうか。よかった。じゃあついてきて。」




『はーい。』


































『まぁ、こんな感じで、小さい頃に一回事務所に入ってるんだ。






こんなの知ってるのジャニーさんと、その当時仲良かったジャニーズの先輩だけ。』







大西「え?待って。仲良かった人って?」





『康ちゃん。w一番最初に話しかけてくれてさ、』





大西「え。じゃあ事務所一回退所してるってこと?」






『そう。』









『で、ちょっと前まで所属してた事務所に居たわけ。』






大西「でも、何で一回退所したの?」




『脅されたの。』




大西「え?」





『関ジュのみんなは、すごく優しくて、女子なのも認めてくれたし、すごく話しかけてくれた。でも、脅迫文?ってやつが事務所に届くようになって、社長は守ってくれたんだけど、他の偉い人がやめろって脅してきて…』




大西「……」




『そのときの私は、まだ10歳で、大人にずっと脅されてるのなんて耐えられなかったし…やめるしかなかった。』





大西「でも、今回やめようとしてるのとは関係無さそうやけど…」





『また、脅されてるんよ。』





大西「え?誰に?」






『知らない人。誰か全くわからない。ファンレターの中に紛れてることもあったし、それこそ、実家の家のポストに入ってることもあった。』






大西「でも、脅されてるくらいなら全然守れる!」






『ちゃう!うちが辞めなきゃ、なにわのみんなをひどい目に遭わせるって言われた。みんなが苦しむのなんか嫌だし。だから、、、ごめんね。』






大西「辛かったね。ずっと我慢してたんだね。泣いても、ええんよ?ギュッ!( *´・ω)/(;д; )」





『グスッ…りゅちぇ~(泣)』





大西「絶対、あなたのことは、やめさせへんから。絶対、絶対に。」






『でも、もうええよ。今日で、出ていくから。ここも。』





大西「ダメ。出ていくなんて、絶対だめ!8人でデビューするんやろ?1人でも欠けちゃだめなんよ!だから、守らせて。」






『あ、ありがとう。りゅちぇ、デビューの夢、叶えてね。』






大西「ちょっと!待って!行かんといてえや!」






『ガチャ(ドアを開ける)バイバイ!元気でね!大好きだったよ…(泣)』





大西「あなた!」













































西畑side




今、上でめちゃくちゃ泣いてる声が聞こえるんやけど、、、見に行ってみるか。




ドタドタドタ






ん?何の音?






『誰かおるん?』




あなた「あ。だいちゃん。バイバイ!👋」




『あ、うん。バイバイ!ってどこ行くん?1人で!』




大西「だいちゃん!あなたを止めて!」




『は??』








どういう意味かわからんけど、とりあえず追いかけるか!























『あなたっ!ガシッ!(腕を掴む)』




あなた「何するん?腕、離してぇや。」




『流星が呼んどるから。帰るで?』




あなた「離してっ!ちょっと出掛けるだけだからっ!帰ったらで、、、、ええやろ?」




『だめや。流星、めちゃくちゃ泣いとって、めちゃくちゃ急いでた。急ぎの用事なんちゃう?』





あなた「お願いだから。そんなに束縛しないどいてくれへん?こっちの方が急いでんねん。」




『わ、わかった。すぐ帰ってきいや?』




あなた「……わ、わかった。バイバイ!👋」





あなたは、何をそんなに嫌がってるん?





そんなに急ぎの用事ってなに?





何であんなに悲しそうに手を振ってたん?






全部、何でかわからん。









































next……



























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