西畑side
俺は、自分の目で見たことをみんなに伝えることにした。
『あなたが、野々宮マネといいあいになって、帰るって言って走っていったんよ。俺がそれに気づいて、追いかけたんよ。そしたら、出入口の前で、あなたが、男に襲われてて、、、』
大西「は???襲われてたってどういう……」
『……キス、されてた……。』
なにわ男子「はっ????」
『そこにいた男は、2人組やったけど、外に車が止まってて、そんなかにも何人かいたっぽいわ。』
道枝「あなた、他になんか変なことされてなかったですか?」
『強いて言えば、キスの時に、舌入れられてたな……。ごめん。止められなくて、、、』
大西「だいちゃんは、なにも悪くないんよ。……グスッ!(泣)」
長尾「じゃあ、その男がどこにいるかはわからないってこと??」
藤原「俺らがもっと守ってやってれば……クソッ!」
大橋「みんなのせいじゃない。とりあえずその男たちを捕まえないとなんやろ?」
『うん。そういうこと。』
高橋「でも、どうやって見つけるん?」
大西「あなた……(泣)」
『たぶん、今日失敗したから、また来ると思う。あの男達が。そこを俺らが見張っとくしかないやろ。』
藤原「何がなんでも、あなたを俺らで守ろう。」
大西「あなたのことは、絶対僕が守るんで。(泣)」
あなた「ンー(´つω・。)」
大西「あなた~~~(泣)大丈夫やった??」
あなた「大丈夫だよ??wありがとね?
心配してくれて?」
西畑「あなた、俺が見たことは、全部みんなに話した。他になんかされた?」
あなた「……大丈夫!な、なにもされてない、よ?」
西畑「そっか。ちゃんと頼ってな?俺たちのことは、頼ってええんやで?」
あなた「……グスッ!(泣)ありがとう。だいちゃん!」
大西「あなた、絶対に守るからね?ギュッ!」
あなた「……ッ!りゅ、りゅちぇ??、、、ありがとね?ギュッ!( *´・ω)/(;д; )」
なにわ男子「ほんとにあなたのこと好きだな。流星/くん。」
まぁ、あなたのことは、何があっても絶対俺らが守るから。
このときはまだ、なにわ男子にこれから何が起こるのか、誰も知らなかった。
next……
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。