雨瀬side
どうしよう……
どうしたらいいの!?
お願いします。りゅちぇを、助けてッ!
そのときだった、
西畑「あなた!?流星ッ!!何があったん!」
『りゅちぇ、最近ずっと体調悪かったみたいで、それでッ!救護室につれていこうとしたら、倒れちゃって……私のせいだッ!もっと早く気づいてれば……!』
西畑「ちゃう!あなたのせいやないからッ!とりあえず、救急車や!あなた、連絡しぃ!」
『おん!』
りゅちぇ、もうちょっとの辛抱やから……
救急車、もうすぐつくから……
ごめんね、私のせいで、、、
もっと早く気づいてればよかったのに……
西畑「あなた、これは、あなたのせいじゃないから。だから、そんな苦しまなくていいから、」
『でも、りゅちぇ、、、』
西畑「大丈夫、疲れてるだけだから、だから、あなた安心して。」
『おん。だいちゃん、ありがとね。ほんとに、ありがとう。wうちが、りゅちぇのこと、信じてないとダメだよね……』
救急隊「どこですか!?」
西畑「ここです!お願いします!」
救急隊「離れてください。どちらか、お一人ついてきてください、」
西畑「僕がいきます。あなた、あなたはみんなにこのこと伝えて、丈くんの車で病院に来て。わかった?」
『う、うん。わかった。どこの病院ですか?』
救急隊「○○病院です。」
『わかりました、』
西畑「じゃぁ、あとで。」
next……
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。