雨瀬side
あ。どーも。雨瀬です!
なんて、挨拶してる場合ちゃうしw
てかさ、レッスン中に前髪気にしてるやつの方が悪ない?
まぁさ、りゅちぇの言い方がキツかったのかもしれんけど、、、
とりま、話聞いてみんとわからんしな。
『で?りゅちぇどうしたん?』
大西「……。」
『うちの方が、年下やし、頼りたくないのかもしれんけど、ちゃんと話した方がスッキリするやん。あんな、ピリピリした部屋でレッスンなんかできんしな。』
大西「ごめんな?あなた、。」
『謝らんくてええから、ちゃんと話し?ちょっとのことだったら、りゅちぇ、怒ったりせえへんやろ?やから、心配なんよ。』
大西「ごめんな、最近ちょっと体調悪くて、、それでかわからんけど、ストレスたまってんねん。それで、あたるのはだめやってわかってるん。けど、、、」
『恭平の行動にイラッときたわけか。』
大西「うん。ごめんな、あなたに迷惑かけて、」
『全然迷惑ちゃうし、w逆に、りゅちぇの体調の方が心配やわ。救護室いこか。熱計らんとやし。』
大西「ありがと。」
『よっしゃいこか!』
大西「フラッ……バタッ、」
『ちょっ!りゅちぇ!!りゅちぇ!?大丈夫か!?だ、誰か!!助けて!あぁ、どうしよ…』
大西「ハァ……ハァ……あなた、ごめんな、心配、か、けて……大丈夫やから、近くにおって?」
『わ、わかった……』
西畑side
あ。どーも。現在、恭平に話聞いとります。
『で?なんで、あんなに強い言い方したん?』
高橋「……別に、理由はないです、ただ、頭にカッと来ちゃって、、、でも、自分が悪いのはわかってるんすよ。ちゃんと謝らんといけないってことも、」
『なら、話は早いやん!流星とあなた帰ってくるのまとか。』
高橋「はい。ほんとに、迷惑かけてすみません……」
『大丈夫やから、顔あげ?』
高橋「はい、」
そのときだった、
「バタッ!」
という大きな音が聞こえたのは。
「ちょっ!りゅちぇ!!りゅちぇ!?大丈夫か??だ、誰か!!助けて!あぁ、どうしよ…」
という、あなたの焦った声も、それと同時に聞こえてきた。
『流星?……絶対なんかあったんや!』
そういって、俺は、レッスン室を飛び出していた
next……
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。