雨瀬side
どうも~雨瀬です!
大ちゃん情報で、恭平なんじゃないかって聞いたんですけど~……w
奢り確定だな、恭平!
だってさ、食べ物の恨みは食べ物で返すって言うじゃん!?←だから、言わんてwby.道枝
いや、マジレスやめてや。ただの勘だから。
とりま、恭平を問い詰めましょう。
高橋「どしたん?」
『恭平さ、単刀直入に聞くけど、今日ケーキ食べた?』
高橋「え?あ、うん。冷蔵庫のなかに入ってたから食べてもいいかなーって思って!」
『それ、私のケーキ。なに勝手に食べてくれとんねん!』
高橋「え。ゴメン。ほんとにゴメン!知らんくて、、、、」
『……わかった。じゃあさ、言うことひとつ、聞いてくれる?』
高橋「わかったから。なにしてほしいん?」
よっしゃ!
みんな、聞いた!?今の聞いた!?
普段全然奢ってくれない恭平が奢ってくれるんじゃね!?
チャンスだよ!!
まぁ、なにいっても奢ってもらう気満々だから!w
『じゃあさ、恭平!』
高橋「ん?なにしてもらいたいの?」
『奢って?』
高橋「何を?」
高橋side
あ。どうも。ナルシストの高橋恭平です。
あなたに言うことひとつきいて?って言われた時点で、何かあるって思ってました……
そしたら、嫌な予感的中……
奢って?って……嫌だけど……嫌われたらいややん?
奢るしか逃げ道はないの??
あなた「やーきーにーくー奢って?」
『えーっと……』
あなた「だめ?(上目遣いのきゅるきゅるおめめ)🥺」
『わかった……今日でええの?』
あなた「おん。けんともね?」
『はい……。』
あなた「じゃ、今日の夜、よろぴー♡」
『おん。』
俺の、俺の福沢諭吉さんがぁぁぁぁぁ(号泣)
あなただけならまだしも、けんととダブルでって……
絶対高いものばっかり頼むやん。
今日は俺の命日でしょうか……?
とりあえず、なんとか乗り越えて、戻ってこれたら、幸せです。
next……
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!