第30話

ごめんね。
2,113
2020/03/01 10:08
雨瀬side



まぁ、ね?色々ありまして、雑誌撮影無事終了して、みっちーにタピオカ奢ってもらってますっ!





























道枝「はい、どーぞ!」




『はい。どーも!チュー(タピオカ飲む音)』




道枝「美味しい?」




『んっま!うん。タピオカは世界を救うねーw』




道枝「いや、どんな表現?w」




『とりあえず、めちゃくちゃおいしいってこと!』



道枝「なら、よかったわw」




道枝「ねえ、あなた。」




『ん?なに?』




道枝「なに隠してるん?悩みがあるならちゃんといってや。」




『な、なにもないよ?』




そういって、私は髪の毛を耳にかけた。



























すると……




道枝「やっぱりなんか隠してる。気づいてないと思うけど、あなたって嘘つくときに髪の毛耳にかけるんよ?」




『ゲッ!そうなの???知らんかったわ。でも安心して?なにも隠しとらんし……ね?』




道枝「そう?それならいいんけど、、、あなた、ずっとなにわ男子でいてな?最初は、ん?女子?とか思っとったけど、今は、8人でなにわ男子だって言い張れるようになったんよ。だから、絶対8人で、なにわ男子でデビューしような?」




『う、うん。そうやね。8人でデビューしようね……?』




道枝「絶対やからね??」



『あ、当たり前じゃん!!』




































あぁ、辛い。



嘘なんかつきたくない。



私だって、なにわ男子として、8人でデビューしたいよ……



でも、ごめんなさい。



私が消えれば、みんなは助かるんだから。



私がいなくなることを、ジャニーズ事務所を退所することも、























どうか、許してください。
































道枝side




あなたの様子がやっぱりなんかおかしい。




絶対なんか隠してるのに、絶対に言おうとせえへん。




これ以上無理に聞いても機嫌悪くなっちゃうだけやからそっとしておこう


























『とりあえず、あなた帰ろ?』





あなた「うん。ありがとね?タピオカw」




『うん。今度は俺に奢ってね?』




あなた「はいはい。w」





























楽しそうに会話をしていても時々辛そうな顔をあなたがみせる。



でも、これで言い合いになってあなたに辛い思いをさせたくない



でも、、、ずっとなにわ男子でいて欲しい。



































そんな思いがつのる中、僕らがシェアハウスをしている家についた。




道雨「ただいま~」




なにわ男子-道雨「お帰り~」





あなた「ちょっと部屋いくね。」





道枝「わかった。みんなにいっとくー。」





西畑「おかえりーってあなたは?」




道枝「あ、部屋にいくっていってましたけど、なんでですか?」

















その瞬間、ソファーに座っていた流星くんが急に立ち上がり、急いで「部屋いくねー」と言って出ていった。





西畑「流星なんか、知ってるな。」





長尾「え?流星くんどうしたんですか?」




藤原「2人が戻ってきたら聞いてみるか。昼間のこともあなたに詳しく聞きたいし。」




高橋「そうしましょ。」




大橋「大丈夫かな、あなた。」











































流星くんは、あなたの何を知っているの?



あなたは、僕には何もないって言った。



でも、流星くんがあこまで慌ててるからきっといや、絶対になんかある。





































next……




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