第3話

事件発生
2,738
2022/11/13 14:22
あなた
っ!?
この声…ころんくん?
嘘…フラグ回収しちゃった…
るぅと
…ころちゃん!あの…
ころん
…え?何この女の子
でも、もう…隠すのはやめよう…
私はさとみくんの彼女。
あなた
初めまして、(なまえ:名字)あなたの下の名前です。
さとみくんの彼女です。
堂々としてよう、炎上したら私が頑張ればいい。
さとみくんを悲しませないことが一番。
ころんくんは驚いていた。
怒られるかな…
ころん
えぇ!?彼女!!いいな〜
あなた
……え?
るぅと
ころちゃん?
私が思っていたのと違う驚きだった。
彼は祝福してくれた
認めて貰えた…?
怒ってないのかな…
さとみ
……おぉ、ころん
テンションダダ下がりで部屋から出てきた
私の彼氏。
多分内心焦っていると思う。
さとみ
みんな呼んだから
るぅと
え?
呼んだって…みんなって誰…?
ゲーム下手組
さとみくんに彼女が出来たってほんと!?
えっ…えぇぇぇぇえ!?
大集合じゃん…
ななもり。
…!君が彼女?
あなた
え?あっ、はいっ!隠しててすみません…
ころん
あなたの下の名前ちゃんって言うんだよ!
ころんくんが元気よく答える。
私とさとみくんは全く元気じゃないんだけどな…
ころんくん以外はみんな微妙な反応をしていた
ころん
…え?、みんな喜ばないの?
ジェル
喜びたいんやけどな…
と、ジェルくんが申し訳なさそうに言う。
そりゃそうだ。ずっと隠していたんだから
莉犬
なんで隠してたの
莉犬くんがみんなが今思っていることを言ってくれた。
あなた
私…理性が保てなくなるんです…
そのまま私は何故隠していたかを言った。
毎日10回はキス。
2人だけの秘密だった。
私たちが幼なじみということも言った。
それに、リアコの人に敵視されると思ったから
ずっとずっと隠していた。
でも、いつかはバレる
ななもり。
…はぁ…
なーくんがため息をつく、
途端私は怖くなった。
もしかして、怒られる…?
そう思ったのは私だけじゃなくその場の全員が思った。
さとみ
な、なーくん!
隠そって言ったのは、あなたのさとみくんに呼ばれたい名前じゃなくて、俺だから!!あなたのさとみくんに呼ばれたい名前をせめないでくれ!
さとみくんは大声を出して私を守ってくれた。
ななもり。
さとみくん
なーくんがさとみくんを呼ぶ。
その場の空気が一気に凍りついた。
私はもう終わったと思った。
全員冷や汗をかいていた。さとみくんも呼ばれた瞬間体がピクっと動いた
さとみ
は、はい
ななもり。
休みな
その場の人
え?
なーくんから出た言葉は優しい一言だった。
みんなほっとした。
なーくんの言葉に続けてみんなが言う
ジェル
ええやん!休みいや!
るぅと
最近リスナーもピリピリしてますしね
ころん
さとみくんも疲れてるでしょ?
莉犬
休め休め〜
皆さんの口からは優しい優しい言葉。
私たちの精神的にやられていることに気づいたかのようだった。
毎日隠し通す日々。ろくにデートなんて出来なかった。毎日怯えて過ごしていた。
でも、彼らは今私たちに癒しを与えようとしてくれた。
さとみ
い、いいのか?
さとみくんも半泣きだった。
みんなにそう言われると思っていなかったから。
私は別れることまで考えた。
でも、もう、その必要は無いんだ
あなた
あ、ありがとうございます…!
後日リスナーさんにも私たちが付き合っていることを告白した。
_数日後_
まだ休みの期間があります。

今は朝の6時。早く起きすぎたな…
さとみくんを起こすのも難しい時間帯だった。


朝食作ってからでいっか!

そう思った。直ぐに台所行き朝食の準備をする。
あなた
ふんふふーん♪♪
気分よく朝食の準備をしていると、
いきなりやつはやってくる。
あなた
っ…!!
さ、さとみっ…//くんっ…//
私は勢いよくその場に倒れ込んだ。

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