キス…キスしたい…
なんでこんな朝早くっ…理性が壊れるなんてっ…
さとみくんっ…起きて…早く起きて…
キスしてっ…
無理っ…立てないっ…
キスっ…したいのにっ…
足にいっぱいの力を注ぎ、歩いた。
そしてさとみくんのいる寝室へ
ベッドに勢いよく倒れ込んだ。
真横にさとみくんの整った顔…
目を擦りながら返事をしてくれる。
驚きながら
口が回らない中私を見る。
私の顔はどうなっているのだろうか。
赤くなっているのだろうか…
彼にしか分からない。
さとみくんはニヤッと笑い。
私を引き寄せた。
3回連続キス。
角度を変えてキスをしてくる。
自分でも顔がトロトロなことがわかった。
だいぶ収まった。
あんなにキスを求めていたけど今は何も思わない。
そういうさとみくん。
でも、少しニヤニヤしている。
本当は嬉しかったんだなと思ってしまった。
でも、確かに朝早くから起こしたのは申し訳なかった。
そういい。すぐにベッドの中に潜り二度寝した。
朝食まだ作ってないし、作ってまた起こそ。
そう思いすぐに台所へと戻った。
静かな台所で料理をしていた。
ピンポーン
チャイムがなった。
今日は色々起きるな…
こんな朝早くからなーくんが来るなんて…
なーくんは私の推しだ。
さとみくんにその事言ったらすごく拗ねられちゃったけど、今は何もない。
多分内心拗ねてると思う。てか思いたい。
さとみの野郎…
彼女にスケジュールぐらい教えろやー!!
なーくんは丁寧に私に教えてくれた。
とりあえず外で話すのもなんだし住所バレも怖いからなーくんには家に入ってもらった。
なーくんに入ってもらったあと、私は直ぐに寝室に行きさとみくんを起こした
すぐにベッドから飛び降り。
洗面所に向かった。
たく…さとみくんは…
いつの間にかなーくんは私の失敗したフレンチトーストを食べていた。
失敗したはずなんだけど、見た目はともかく、
味は美味しかったってことかな…?
それは良かった。
内心ほっとした
リスみたいに口いっぱいにフレンチトーストを詰めさとみくんのところに行った
ななリス🐿
可愛い〜…あっ、さとみくんに怒れちゃうね…
あはは…
ん?通知?
スマホがなった。通知が来ていたのだ。
T〇itterからの通知見てみると…
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!