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第16話

【閑話】感謝の小話(イラストあり)
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感謝の気持ちを込めて、軽い読み物とイラストを。
「……」

 姉とよく似た茶髪を揺らし、小さな少年は夜空を見上げていた。


「……目が夜空みたいに澄んでたなぁ」


 湿っぽくなってしまう。
 こんな詩的なことを言うタイプではないのに。

 少年の名前はルカ。


 下町で情報屋のカシラとして家計を支えている。



 忙しい身の上の為、彼は生まれてこのかた恋愛だのには疎かった。
 余談だが、彼の姉は美少女である。というか、メイドとして雇われるのだ。それほど能力が高いか見目が良いかのどちらかであり、姉は身内贔屓に見ても能力が高いとは言い難い。


 顔が良かったから雇い先があったのだ。

 ルカの顔も悪くない……というか、良い。



 あと何年かすれば、周囲の女性を幾人も侍らせるプレイボーイになることだろう。
 そんな彼だが、今日、新たな出会いによって少しずつ心に変化が出てきていた。


 絹のように美しい銀髪、夜空のような濃紺の瞳。
 世間知らずと一笑に付すにはどこか……謎めいた、不思議な目をしていた。


 一生懸命している情報屋を笑い飛ばさなかった。
 遊びだと自嘲を交えて伝えても、彼女は。他の貴族と違って──



「おかしいよな。さっきから……このあたりが痛い」



 心臓のあたりを押さえて、そっと目を瞑る。

 感謝の言葉と共に抱きついてきた彼女の感触がまだ覚えている。
 嵐のようにやって来て、ルカの心をかき乱す。


 こんなにドキドキするのは、一体どうしてだろう。




 そして。
 ルカは目を開き。


「あぁ……この感情は……恐怖か?」



いつか仲間で肝試しだと暗い森に入ったときもドキドキした。
ルカは間違った結論に無理矢理納得して、ふぅと息をつく。


「彼女と俺とじゃ、全く身分が違うんだからな……」


 片や貴族の令嬢。いつかは政略結婚する身だろう。
 片や平民。貴族なんて雲の上の存在である。


 そんなルカの身分差故の苦しい心境など全く知らず。






 本日も夜空のような瞳の持ち主とやらは、平民になる予定で爆走中。
★★★


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うへいうへい。
ヘーイまどもあぜるかもんべいびーいえーいみたいな。


恋愛要素が薄くて申し訳ないです。
もうすぐドバッと出る予定…!