『先輩、ここは』
西畑「俺の家」
『せ、先輩の?!』
西畑「そう、俺の家」
『なんで』
西畑「飲みたいから この時間やと閉店とか多いから」
西畑「お酒買ってくるから 資料の続きしとき?」
西畑「そこの椅子と机使い」
『ありがとうございます』
西畑が帰ってくる
西畑「・・・い 桃井!!」
『先輩』
西畑「凄い集中力」
西畑「ほら、飲めよ」
『ありがとうございます』
数時間後
『先輩飲みすぎです』
西畑「大丈夫、俺の家だから」
『もう、私帰りますよ』
『謙杜に迎え頼も』
ひなのスマホを取り上げる大吾
『あ、先輩返してください』
西畑「届くなら返してやるよ」
『先輩ので迎え頼みます』
西畑「パスコード分かんのか?」
『パスコード開けてください』
西畑飲んでスマホも取られる
『あ、貸してください』
西畑「あかん 今日は泊まってもらうから」
『…え?』
西畑「ええから、おふろ入ってき」
『わかりました』
それから、お風呂上がり
『服ありがとうございます』
西畑「ズボンは?」
『ぶかぶか過ぎたので 履いてません』
西畑「男と2人やで?俺何するか分からんで?」
\ピロン/
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。