第13話

1,918
2020/02/11 03:44
朝〉救命医局にて
今日は私は当直で耕作は日勤。
一緒に帰れないな。でも仕事頑張ろー(笑)


緋山美帆子
緋山美帆子
おはよ
白石恵
白石恵
おはよー
藤川一男
藤川一男
あれ?藍沢は?
白石恵
白石恵
ちょっと脳外科寄ってから来るって
藤川一男
藤川一男
そうか
緋山美帆子
緋山美帆子
白石?
白石恵
白石恵
ん?
緋山美帆子
緋山美帆子
ちょっと来て!
白石恵
白石恵
え?なんで?
横峯あかり
横峯あかり
おはようございます!
名取颯馬
名取颯馬
おはようございます
灰谷俊平
灰谷俊平
お、おはようございます
白石恵
白石恵
お、おはよう!
緋山美帆子
緋山美帆子
白石!とりあえず来て!はやく
白石恵
白石恵
何?あ、ちょっとひっぱんないでよ
突然緋山先生に手を捕まれて
仮眠室へ連れてこられた。
フェローは唖然としてる。
もう、なんなのよ!緋山先生!
仮眠室〉
緋山美帆子
緋山美帆子
白石?
白石恵
白石恵
もう、なに?
緋山美帆子
緋山美帆子
昨日、藍沢とした?
白石恵
白石恵
ん?何を?
緋山美帆子
緋山美帆子
はぁ、もう!
白石鏡貸すから自分の首筋見てみて
白石恵
白石恵
え?
首筋?
白石恵
白石恵
っあ!これ……😳
緋山先生に言われ自分の首筋を確認すると
そこにはきれいな赤い印が!!!
昨日の耕作の仕業だ!
見えるところにつけないでって言ったのに!
緋山美帆子
緋山美帆子
わかった?
白石恵
白石恵
緋山先生……どうしよう😖💧
緋山美帆子
緋山美帆子
しょうがない!
私のコンシーラー貸してあげる
白石恵
白石恵
え、ほんと?
いいの?
緋山美帆子
緋山美帆子
いいわよ。
あ、そのコンシーラーよく消えるから
たぶん大丈夫だと思う。
白石恵
白石恵
良かった~助かる!
その後私は
緋山先生にコンシーラーを貸してもらって
きれいに隠して、無事仮眠室を出た。
藤川一男
藤川一男
お、帰ってきた
白石恵
白石恵
ごめんね、カンファレンスしよっか
横峯あかり
横峯あかり
はい!
これで私の平和は保たれる!
と思ったのもつかの間。
このあと私がとった行動で事件が起こる。

カンファレンス後〉
藍沢耕作
藍沢耕作
おぃ、白石
白石恵
白石恵
ん?何?
(なんか怒ってる?)
藍沢耕作
藍沢耕作
ちょっとこい
と言われ連れてこられたのは備品庫。
機嫌悪いのかな?と感じつつ、黙って着いていく
備品庫〉

藍沢耕作
藍沢耕作
恵。
白石恵
白石恵
なni…ッチュ////)
着いたと思ったらいきなりキスをされ
状況が読めない私。
白石恵
白石恵
ちょ、ここ病院!////)
藍沢耕作
藍沢耕作
何でお前、キスマーク消した?
白石恵
白石恵
へ?
藍沢耕作
藍沢耕作
へ?じゃない
何で消した?
白石恵
白石恵
だって耕作が見える所につけるから
藍沢耕作
藍沢耕作
わざとだ。
白石恵
白石恵
え?
藍沢耕作
藍沢耕作
わざと見える所に着けたんだ
白石恵
白石恵
え?何で?
いつも言ってるじゃない!
見える所には着けないでって!
藍沢耕作
藍沢耕作
お前が無防備すぎるのが原因だ。
白石恵
白石恵
へ?
藍沢耕作
藍沢耕作
最近、お前を狙ってるやつが
こそこそ話すのをよく聞くからな、
俺のもんって言う印。
白石恵
白石恵
そうなの?
全然知らなかった。
白石恵
白石恵
でも、キスマークつける
ほどでもないでしょ?
藍沢耕作
藍沢耕作
ダメだ。早く落としてこい
白石恵
白石恵
嫌よ!恥ずかしいじゃない!
藍沢耕作
藍沢耕作
じゃあもう一個つけるぞ
白石恵
白石恵
何でそうなるの?
藍沢耕作
藍沢耕作
口答えか?
もう一個つけるぞ
白石恵
白石恵
だから、何でそうなるの?
私は大丈夫だって言ってるでしょ?
藍沢耕作
藍沢耕作
おまえの大丈夫は信用ならない。
白石恵
白石恵
なんでよ!
藍沢耕作
藍沢耕作
いいから。
白石恵
白石恵
良くない
藍沢耕作
藍沢耕作
お前、キスマークどうやって消した?
白石恵
白石恵
いきなり何?
藍沢耕作
藍沢耕作
教えろ
白石恵
白石恵
…………緋山先生に
コンシーラー貸してもらった
藍沢耕作
藍沢耕作
そうか
藍沢耕作
藍沢耕作
とりあえず、とっとと落としてこい
白石恵
白石恵
いや!
藍沢耕作
藍沢耕作
じゃあもう一個着けるからな
白石恵
白石恵
それはもっと嫌!
私が抵抗しても男の人の力にはかなわない。
あっさり、最初の所と反対の所に
きれいにつけられた。
白石恵
白石恵
もー何でよ!
藍沢耕作
藍沢耕作
嫌だと言ったお前が悪い。
そういいはなって耕作は備品庫を出ていった。
白石恵
白石恵
意味がわからない
備品庫を出て、
新しくつけられた赤い印を
他の人にみられないように
人が少ない所を通って
救命エリアに戻ってきた。

緋山先生にコンシーラー貸してもらうために
救命医局に入ると、運のいいことに
緋山先生が一人でカルテを書いていた。
白石恵
白石恵
緋山先生~
緋山美帆子
緋山美帆子
お、白石
緋山美帆子
緋山美帆子
ってあんた!
またつけられたの?
白石恵
白石恵
そうなの!
藍沢先生意味わかんない
緋山美帆子
緋山美帆子
白石、どんまい
白石恵
白石恵
え?
緋山美帆子
緋山美帆子
コンシーラーさ、藍沢に回収された
白石恵
白石恵
えぇ?
白石恵
白石恵
どうゆうこと?
緋山美帆子
緋山美帆子
いや、藍沢がさ、
「白石に貸したコンシーラー貸せ。」
って言うからさ、
私てっきりあんたのキスマーク、
ちゃんと隠せてないんだなと思って
渡しちゃったんだわ。
白石恵
白石恵
えー~ー😱
そんなぁー
緋山美帆子
緋山美帆子
藍沢、「明日返す」って言ってたから
今日はもう無理ね
白石恵
白石恵
あ~ーーもー
私のバカッ!
何で教えちゃったんだろ
緋山美帆子
緋山美帆子
え?自分で言ったの?
白石恵
白石恵
うん。まさかとられるなんて
思わなかったし
緋山美帆子
緋山美帆子
それはあんたが悪いわ(笑)
まぁ、今日はそれで頑張るしかないね
白石恵
白石恵
えぇー😭
緋山美帆子
緋山美帆子
じゃあICUみてくるから
白石恵
白石恵
緋山先生~
助けてよー~ー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その後

結局そのまま仕事をやることになった白石。
一方、白石に密かに想いを寄せていた
他の科の男達は、ショックで仕事も
手につかないくらいだとか。









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