プリ小説

第10話

打ち合わせしてみた[大倉忠義の場合]
あなた

まず、これ抱いててください

そう言って、大倉にクラゲのぬいぐるみを渡す。
大倉忠義
なに……あっ、クラゲや♪
ふわふわのクラゲのぬいぐるみをポムポムし始める大倉。
あなた

こちらが今回の企画です

企画書を目の前に出すと、ポムポムしながら目を通す大倉。
大倉忠義
えっ、俺らが愛されるってこと!?
勢いのあまりクラゲのぬいぐるみを潰す大倉。
あなた

合ってますけど、クラゲちゃん潰してますよ

大倉忠義
あっ、ごめん
またポムポムしだす大倉。
あなた

女性に撫でられたことってあります?

大倉忠義
ないと思う……俺、背が高いから
あなた

多くの女性の頭を撫でてきたんだろうなぁという勝手なイメージはあります

大倉忠義
試してみる……?
あなた

いや、大丈夫です

そう言うと、伸ばしかけた手をすぐに引っ込める大倉。
あなた

あとは呼び名を大倉にしたいんですけど、よろしいですか?

大倉忠義
……ワイロによる
あなた

撮影時に上質なクラゲが泳ぐ映像を提供します

大倉忠義
あとは?
あなた

小さいクラゲちゃんのぬいぐるみが付いたキーホルダーでどうでしょう?

大倉忠義
許す……はよちょうだい
そう小さい声で言って、大きいクラゲちゃんを抱きしめる大倉。
私はカバンから小さいクラゲちゃんを取って渡すと、離さないように右手で握った。
大倉忠義
あとは……この大きいの常備してな
名残惜しそうにアゴを大きいクラゲちゃんに乗せて、上目遣いでこっちを見てくる姿にやられました。

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ぽっちゃりん
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