プリ小説

第5話

撫でてみた[錦戸亮の場合]
ナデナデ
錦戸亮
……
ナデナデ
錦戸亮
……
ツヤのある黒髪を撫で続けてたら、黙った亮ちゃん。
数分前まで
錦戸亮
なんやねん
とか
錦戸亮
触んなボケ!
とか狂犬のように噛み付いてたのに。
そっと左肩から亮ちゃんの横顔を見てみると、目が垂れていて口元がへの字になっていた。
あなた

困ってんの? 何言っても撫でるから

錦戸亮
……なんでそう思うん?
あなた

目が垂れてるし、口元への字だから

錦戸亮
……別に、もともとそういう顔やし
そう言って俯いてふぅと息を吐く亮ちゃんの前髪を下ろしてあげるように撫でる。
あなた

撫でられる感じはどうなの?

錦戸亮
悪くない
あなた

良いの?イヤなの?

錦戸亮
……悪くない
ボソボソとはっきり言わない感じに腹が立った。
あなた

はっきりしなさい!

わしゃわしゃ
錦戸亮
ひゃあ、やめてぇや〜
前も後ろもぐしゃぐしゃになるくらい撫で回すと、いつもの子どもっぽい声を上げて笑う亮ちゃんでした。

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ぽっちゃりん
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