私がれみより良い成績を取ることが意外だったのかれみのオンマやアッパから見捨てられたんだ



👠「あなたは1人でなんでも出来ちゃうよね、だからこれからはもっと人に頼らないように生きなさい」

「え？」


👠「これからはなんでも1人でするのよそれくらい出来るでしょあなたは強いから」


「ねぇ？どういうこと？」


👠「だってほられみあなたと違って私たちが居ないと何も出来ないものㅋちょっと抜けてるっていうかなんていうか..ㅋㅋ」


そう話す顔は幸せそのもののようだった


だから、私はなんでも1人ですることに心がけた


ご飯も自分で作って食べる、れみは家庭教師をつけてる勉強も1人で、夜は3人の笑い声が聞こえる隣の部屋で


いつしかその生活に慣れてきた


でも、ある日私は日頃の疲れからかテストであんまり成果が発揮できなかった


その時に言われた言葉は今でも覚えてる


👠「なんでこんな成績なわけ？あなたはれみと比べるために養子として貰ったの。れみがその時自信がなさそうだったからあなたは劣ってないって言ってあげたがった為にあなたを使った。でもあまりにも予想してた真逆をいったから1人で強く生きてもらうことにしたの。できるよね？あなたは強いんだから」
 


「はい、」


その時に全ての点と点が繋がった

それから私は強いという言葉が大っ嫌いになっ
た

その言葉がものすごく怖くて強くなんてなれないという不安に押し潰されそうだった


でもいつしか私は強いからっていうのが当たり前になってしまった


だからもうこの嫌な空間から解放されたくてお兄ちゃんを探すためにアイドルになることにした

いつしかお兄ちゃんの目に留まるようにと


でもその夢だってれみと比べられるようになった