第50話

今爆弾しました
63
2022/10/06 06:46
コンコンコンッ
(なまえ)
あなた
あれ?
ノックをしたが返事がない


なら開けるしかないわけで…
(なまえ)
あなた
フジさーん?
私が除くと案の定彼は寝ているようで顔も見えない


頭から布団を被って寝ているようだ
(なまえ)
あなた
フジさん朝ですよ、起きてください
そう言ってわたしが手を伸ばそうとした時


パシっ


え?
(なまえ)
あなた
えっキャッ
ぼふっ
あれ〜?なんか前にもこんなことあったような…?


前と違うのはお布団の中で抱きしめられてるって点でしょうか…?
フジ
フジ
あなたちゃん捕まえた
(なまえ)
あなた
Σ(,,° Δ °,,*)ハッ!
あぶにゃい予感しかしない!
(なまえ)
あなた
あっあの///フジくん離してもらって////
フジ
フジ
んー?どうしたの〜?真っ赤になってぇ
それに仕事着なのに表情ダダ漏れだし…
と言ったところで耳元に吐息がかかって
(なまえ)
あなた
Σ(゚Д゚)ヒッ
フジ
フジ
かわいい…
( ∩≧Д≦∩) ンア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙~~!


耳に!耳に吐息がかかって耳からわたしの脳内に入ってエコー補正のかかった声が響き渡って


(≧Д≦)ンアッー!


拷問だー!←紅だぁああ!風
(なまえ)
あなた
フジくん離してもらっていいですか!?
フジ
フジ
え〜勿体ない
勿体ないじゃなくて!


あーもうなんなのこの人!!


わたしを何回生死の淵に立たせたら気が済むの…?


何回わたしの目をハートにしたら気が済むの!?


正直な感想を言うと
(なまえ)
あなた
死んでも文句言えない( ˙-˙)
フジ
フジ
こーらっ冗談でもそんな事言わないのっ
だって最俺のフジ様が放してくれないんだもん♪


推しに抱きつかれてるって時点で死にそうなのにそれが推しの布団でそこに入っててその人と一緒なんて…
(なまえ)
あなた
死なないの不可能では?
フジ
フジ
もう…次死ぬとか言ったらその口塞ぐよ?
『ここで…』なんて自分の唇指でポンポンする彼


色んな意味でシャレにならんのでやめやがれください…
(なまえ)
あなた
もう言わないのでご飯!ね?ご飯行きましょごはん!!
フジ
フジ
はーい
あーエプロンがシワに…


メガネ曲がってないかな?



↑こうでも思ってないと心臓破裂しそう
フジ
フジ
でさあなたちゃん
ガチャン…
フジ
フジ
はやっ…
タッタッタッタッタッ
(なまえ)
あなた
(≧Д≦)♪☆+〆*○「」#°
言葉にならない奇声を上げて私は自分の部屋へ入りベッドにダイブした
ヒラノ課長
ヒラノ課長
あーあなたちゃn
ガチャン…
ヒラノ課長
ヒラノ課長
フジなんかしたな?
ヒラ
ヒラ
あなたちゃんなんか今日ふわふわしてるよね〜( *´꒳`*)
せらみかる
せらみかる
それがかわいいんだけどね
ヒラノ課長
ヒラノ課長
あ〜2人もなんかしたな?2人が導火線に火つけて今あなたちゃんのそれジーフーさんが爆発させたんやな
ヒラノ課長の言葉にヒラとせらみかるは


『『なるほど(・А・` )ホホゥ…』』


という顔をした


…とそこに…


今回彼女のバクダンを爆発させた人が来た
フジ
フジ
みんなごめん待ってた?…あれ?あなたちゃんは?
ちょっとキョロキョロしてる彼に他の3人は


『『『(聞き出そう…)』』』


と思ったのであった

プリ小説オーディオドラマ