第18話

4ー2 険悪
421
2021/07/27 07:53
ころん
ころん
おい
あなたは教室に行こうとしたらころんに何故か話しかけられた。
(なまえ)
あなた
君って私こと嫌いなんじゃ
ころん
ころん
あぁ嫌いだよ
(なまえ)
あなた
人を身長で見下すのは...
ころん
ころん
そう言う訳じゃねえ、

誤魔化すな俺はお前と同じ氷魔法の魔法使いだよ
そう言うとおちゃらけた雰囲気のあなたが

ピリッと雰囲気が一瞬にして変わった
(なまえ)
あなた
だから...なに?
その声は氷の様に冷たく物を言わせない雰囲気
(なまえ)
あなた
別に暁くんのことを虐めようとなんて保守の人間と結託なんてしないよ
ころん
ころん
口だけでも何度でも言えんだよ
握りしめた拳は震えながら殴ることを我慢していた
(なまえ)
あなた
そんなこと暁くんがやれって言ったの?

こんなこと彼は望んでないよ
そう言って何処かに行こうとする教師に殺意と、

そして自分の無力差を深く考えさせられた。
ころん
ころん
ふざけんな
そう言って天馬の手を無理やり引いた

正論しか言えない大人にムカついたら

こっちが悪いことも知ってながら

殴りかかろうとしたその時
ころん
ころん
アッ
ころんは強く手を引きすぎて自分の体に強く負担をかけたせいで、

転んでしまったのだ
(なまえ)
あなた
は?
殴られそうなのは気付いてたので

避けようとしていたせいであなたも

巻き込まれてしまった
────────────



バタンッ
ころん
ころん
う...
そしてころんはあなたの下敷きになってしまった

本末転倒とも言えるが
(なまえ)
あなた
ねえ、
ころん
ころん
はぁ!?なんで俺がお前なんかの下敷きになってんだよ

ふざけんな!!
(なまえ)
あなた
いやそれは君が100%悪い
そう言って言葉を発して言った時
(なまえ)
あなた
ねえ葵くん
ころん
ころん
あ?なんだよ
(なまえ)
あなた
私さ君の______
その後の声はとても小さく聞こえなかった。

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