かれこれ総長兼彼氏の看病をして2時間がたった

今は12時30分くらいでお昼の時間なので、私はコックさんに頼んでお粥を用意してもらった

ははは、私料理出来ないんだよ

えだって普通に火とか怖くない！？

前にただ肉を焼いただけなのに油がはねてそれで大騒ぎしました。

トラウマ案件

優しい優しい彼女ちゃんに感謝しなさい！

私はサボの身体を支えて起きてもらいスプーンでお粥を少しすくい口元に持ってった

私が差し出すと総長はそれを素直にパクっと口に含んだ

う〜ん熱いのか...

少し冷ますか

あ、私いい方法思いついた

私はサボの為にやろうと思ったのに馬鹿は酷いなこの野郎

サボが慌てて止める物なので私は素直に席に座り、また冷ます方法を考えた

私の悩んだ様子を見てかサボはきっぱりと口を挟んだ

え、ふーふーとか可愛いですねサボさん好きです

私ってそんな顔に出やすいのかな

気をつけなければ…

それより私はサボに言われた通りに1度私の口元から風を送り、冷ました状態のお粥をサボに食べさせた

なんか足りないとは一体どういうことだよ

このお粥普通に美味しいかったけどなぁ（この女つまみ食いしました）

お粥に甘さを求めるでない

お粥はしょっぱい方が美味しいんだぞ！！

「違う」総長はそう言った

じゃあ何をすればいいんだよ

するとサボはニヤッとした顔つきになり、私の胸元の服を掴んで自分の口の近くに耳を持っていった

そして一言

私は急激に熱が出たかのように顔を赤らめてしまった

取り敢えず身の危険を察知したので急いでサボから離れた

私がすごい大声で叫んだので、外からコアラが入ってきた

何が別にだこの野郎！！

その後総長にはでかいタンコブが1つついたとかついてないとか