第2話

烏野バレー部マネージャーです
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2018/06/23 04:58
バンッ
キュッ
ドドンッ

体育館の熱のこもった匂いとボールが地面を蹴る音が響く。

ガララララ

澤村「おっ、もしかして今日からマネになってくれる1年か?」
市野「は、はいっ!」
澤村「上履き履いて待っててくれるか」
市野「分かりましたっ」
あの人が主将さんかな…大きいなぁ…
チラリと体育館を覗くと自分より30センチ40センチと大きい男の人がバンバンボールを打ち付けている。
うわぁ…全然威力違うな…
澤村「パンパン集合!」
烏野「あぁい」
ビクッ
何から何まで迫力が…
澤村「今日からバレー部に入る仲間の自己紹介をする!今年は1、2…5人だな。じゃあ名前と一言。」
日向「じゃあ、俺から!日向翔陽、バレー歴は3年です!」
田中「ノヤっさんと同じくらいちっちぇーな!リベロやんのか!?」
日向「いえ!俺はエースになります!」
あの身長でエースって…すごい…!
西谷「エース…ってまじか」
日向「はいっ!」
影山「えっと、影山飛雄です。セッター希望です」
月島「月島です…お願いします…」
山口「山口忠です。よろしくお願いします。」
次私だっ
市野「んと、市野あなたです!小3からバレーやっていて中学では全国にも行きました!ポジションはリベロとたまにセッターとスパイカーやってました!バレーの知識はかなりあるので、マネージャーとして皆さんを支えられるように頑張ります!」
日向「ぜ、全国!?」
西谷「おおっ!リベロかぁ!」
田中「か、可愛い」
市野「あ、あはい」
菅原「おい、お前らマネ困ってんじゃん!離れろ」
東峰「マネージャーがいるだけで心強いな」
澤村「ああ、そうだな」
市野「が、頑張ります!」

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