第10話

~ は ち ~
540
2020/11/05 06:57
梅原裕一郎
ん?なんで一緒にいんの?
梅原裕一郎
知り合い?
西山宏太朗
もちろん!





もちろんじゃねーよぉ!((






梅原裕一郎
え?もちろんってなんで?





……ちょっとそこら辺にしときましょ?ね?






それ以上突っ込んじゃだめよ?





そんな私の願いは届くはずもなく……




西山さんがきょとんとしたような顔で言う。
西山宏太朗
え?梅ちゃん知らないの?











…………やめてぇぇ













柴崎あなた
 ……………やめろっ!!
西山宏太朗
あなたちゃんは江口さんの妹だよ?






















































梅原裕一郎
……まじ?


































………言われてしまった。
































せっかく拓也にも口止めしておいたのに……





私の頭に昨日のことが蘇る。













***********************





柴崎あなた
ねぇ拓也?
江口拓也
んーなぁにーー



これから重大なこと(私にとって)を話そうってのに、
拓也はスマホをいじりながら気の抜けた返事をした。





柴崎あなた
私が拓也の妹ってこと、間違っても
梅原さんに言わないでね?




その瞬間、拓也の動きが止まったのがはっきり見えた。







柴崎あなた
……何?



まさか、もう言っちゃったの?








私が手遅れだったかと絶望しかけた時、、





江口拓也
やっべぇ
江口拓也
今ちょうど送るとこだった………




驚いた私は拓也のスマホをひったくった。





江口拓也
ちょっと!?
柴崎あなた
はー危ない危ない。
柴崎あなた
ってか何この文章!?!?!?



そこには………






柴崎あなた
これ脅迫文ですか?
柴崎あなた
拓也大丈夫?
江口拓也
だってー


スマホを奪われたせいか、見られたせいか、
ムスッとした顔で答える。

江口拓也
とられたくないじゃーん、
あなたは俺のものなのに。
柴崎あなた
は?
江口拓也
一応釘をさしとこうと思ってさ。
柴崎あなた
私は誰のものでもありませんよ(*^^*)
柴崎あなた
勝手に拓也の物って決めつけないで
くれます?(*^^*)
江口拓也
笑顔が可愛いけど怖いぃぃ
柴崎あなた
ってか梅原さんが私なんか狙ってる訳
ないでしょ!?
柴崎あなた
馬鹿なの?
江口拓也
…………
江口拓也
確かにそれもそうだn((
柴崎あなた
そこは認めんな(^ω^#)


私は怒りのあまりスマホを投げつけたけど←
拓也にはいとも簡単にとられてしまった。



柴崎あなた
とにかく、絶対に言わないでよ!!




***********************



というようなことがあり、何とか拓也を抑えられた
のはいいものの、まさか西山さんという邪魔者が
入るとは…………













私があまりに絶望的した顔をしていたのか、
西山さんが不思議そうな顔で尋ねてくる。




西山宏太朗
あなたちゃーん?どしたの?
柴崎あなた
いや、別になんでもないです。
梅原裕一郎
ていうか何で言ってくれなかったの?
柴崎あなた
あ、いや………



それがわかって梅原さんと拓也で私の話になって
私がオタバレすんのが絶対にやだからだよ!!











推しの前では完璧な人を演じないと。









そう思ったから。




でももう言っちゃったから仕方ない。






もう次の策は考えてある。





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Aoi
こんちゃろっすー☆
1代目、Aoiですぅぅ←←
Aoi
やっぱたろりが出てくるとなんか和みますね()
Aoi
いかがでしたでしょうか??
Aoi
次回もお楽しみにっ!
ばいちゃろっす☆

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