緊張して声が震える。
梅ちゃんは全く表情を崩さない。
数秒の沈黙の後______
ほんの少し口角を上げ、そういった。
何だこの急展開←
なんかあっけなくない？←
というか、これで良かったのかもしれない。
梅ちゃんが自分から告白する姿はなんとなく
想像ができない（）
ん？ということは……！？
絶対そうだろ！！
なんだか負けた気がして、私は黙りこくってしまった。（？）
あ、やば。
私が慌てて応答しようとする前に、
梅ちゃんが先に口を開いた。
は？←
そんなことを正直に言うやつがあるかぁ！！
馬鹿なの？
思わず足を蹴ってしまった。
ほらぁ、言葉失っちゃってるじゃん。
あまりの恥ずかしさに最早震えながら
なんとかこの場を乗り切ったあなたであった。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。