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第3話

前世の記憶、、、?
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2018/12/24 12:19
『あぁ、、、!あなた!お前は戦士に選ばれたんだ!!
ほんとうに、私の娘があなたでよかった、、、!』
これは。あぁ。また先代の記憶か。先代の母親は、私に向かってあなたと呼ぶ。ちなみに私の名前はガイである。
そんなことを考えていると、急に風景がかわり、目の前には子供の私が。両腕を見るとしっかりと鎖で繋がれている。
『立派な戦士になってね、ガイ!』
『わかったよ、お姉ちゃん!』
、、、ん?まてまて、お姉ちゃん、、、?なにか変だ。あなたはお姉ちゃんではないはずだ。
「、、、ィ。お、?ガイ!」
名前を呼ばれ目を開けると、そこにはライナーがいる。'兵士'のライナーが。
「ガイ、お前、随分うなされてたが、どうした?」
きっと今のライナーに打ち明けてもしょうがない。
「や、なんでもない。」
「そうか、、、。それより聞いたか?アニが女型の巨人だったんだな。」
はぁ!?なんなんだこいつは。自分も巨人のくせに何を言ってやがる。
「裏切られたな、、、。」
すっかり兵士のライナーである。裏切られたのはこっちだよっつって。みてよあの呆れ顔のベルトルトを。
この島に来てから、ライナーはおかしくなってしまった。いや、ライナーだけではない。私だって、この島で好きな人を作ってしまった。自分はそんな事しないと思っていたが、そうなってしまった。戦士でありながら兵士を気取るのは、なかなか難しいことだと思い知らされる。
「お前ら、こんなところでなんの話してんだ?」
ベルトルトは辛気臭い顔のまま、エレン、、、と言っている。後ろからミカサも着いてきている。うぅん。もし、私が巨人って知ったら、ミカサはどうするかな。ジャンは、、、?
あぁ!だめだめ!そんなこと考えるな!!
「いや、アニが女型の巨人だったなんてって、思ってたところ。」
ほんとはこれからの話をしようと思ってたけど。
エレンが来てしまってはなんの話も出来ないだろう。と、私はその場を離れるために立ち上がった。
「どこ行くの?ガイ。」
「うん、部屋戻ろうかと思って。」
ベルトルトにそんな事を聞かれる。数歩歩くと
「じゃあ送ってくよ。」
と、ベルトルトがあとを着いてきた。
「ありがと、ベルトルト。」

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