第2話

守りたいもの。守るべきもの。
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2018/06/03 15:29
最近の私がよく考えていること。それは「どうすればミカサほど強くなれるのか。」だ。ちなみに、自慢に聞こえるかもしれないが私はミカサの次に成績がよかった。まあ、それもそうだろうと思っている。
ミカサには、エレンという守るべきものがある。いや、守りたいものなのか?私にだって、守りたいものぐらいはある。それは
「おい!お前いつまで寝てんだよ!そろそろ起き、、、なんだ起きてたのか。」
こんなような日常である。
「朝飯、出来てるからな」
そう言って部屋を出て行くジャン。少しのことだが、私はジャンが来てくれるだけで嬉しい。
しかし、これは私がただ守りたいだけだ。
守るべきものは他にある。ねえ?そうだよね。
○○、○○ナ○、○○○○ト。故郷に、、、。
でも。今の私には故郷など眼中に無い。守るべきものよりも、守りたいものをとれと、私の心が言っているのだ。ごめん。私は、裏切るかもしれない。この力を、人間たちのために使ってしまうかもしれない。もしそうなったら、許してはくれないか。
許してもらえないだろうなあと思いながら布団を出た。



その日の夕方、女型の巨人こと、アニが捕まっていた。

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