第2話

Prolog.2
389
2023/04/23 11:53
冬弥
冬弥
司先輩




いつも通りの1日だった。
昨日の日曜日、俺の恋人である類とデートをして、散々歩き回って疲れたからぐっすり寝てたら遅刻しそうになって、それから学校に行って家に帰っただけの日。
しかし、__冬弥が来たことにより、今日が普通の日では無くなってしまった。














、ピンポーン
今日は母さんと父さんは仕事で1週間出張、咲希もレオニードの3人とお泊まりするとやらで、俺は1人で家にいた。
そんな時、ふとチャイムが鳴り響いた。
司
…?もう深夜なのに……こんな時間に誰だ?
司
はい、どちら様ですか?
インターホン越しに俺はそう聞いた。
不審者だったら危ないからな
冬弥
冬弥
司、先輩……
司
冬弥……!?






冬弥がこんな夜遅くに家に来るのは初めてだ。
何かあったのだろう
司
待ってろ、今開けるからな!
ガチャ
「どうした、何かあったのか?とりあえず家に上がってくれ」
そう言おうとした言葉は、喉の奥で消え去った。
司
っ……と…や?
だって……彼は
冬弥
冬弥
司先輩、
ぼたぼたと誰かの血を思い切り浴びたような格好をしていたから。
とつ×闇は至高
とつ×闇は至高
このチャプター冬弥くん「司先輩」しか言ってない

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