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第2話

02.

次の日の朝

学校に向かっていると
同じ制服の男の人に
声をかけられた



あのLINE聞いてもいいですか?






こういうのはすごく困る

断るのが下手だからだ





いや、えーっと。あのぉ…


しどろもどろに答えていると





こいつ
こんな時代にガラケーだよ
って 急に腕を引っ張られた




モトキくんだった




ちょっ、え?え?




向こうの男の人が
呆然としていた



わたしもぽかーんとしながら
モトキくんに
引っ張られるがままに歩いた




ちょっと待って!
腕…痛い….


そう言うと


お!
と言って、腕を離した





ありがとう
助かりました
って伝えると



助けたんじゃないよ
相手に教えただけ
ってニコッと笑った





いやいやいや
わたしガラケーじゃないし
って言うと


あれ?そうだったっけ?
だって






絶対
知ってたくせに…



なんで素直に
助けたって言えないの
って思ったけど


ま、それがモトキくんなのだ





だから
責める気にもならなかった

でも
ちょっと(いや、だいぶ)
嬉しかった















いや、しっかし
モテる人は 毎朝大変だね
毎日声かけられまくって

って モトキくんは
わたしの顔を
ニヤニヤしながらのぞいた




冗談やめて
興味ない、興味ない
って言うと




えー?俺なんて
今すぐ彼女欲しいけどなー
って呟いた





えぇ?そうなの?

わたしは
軽くパニックになった






そんなに驚くとこ?
誰かが告ってくれたら
すぐ付き合っちゃいそう、俺






え?え?え?









あ、今度!
俺がいい奴紹介してあげる!
じゃぁまたな!




って言って
友達を追いかけて
走って行ってしまった






…ちょっと




わたし
(モトキくん以外)興味ない
っていう意味だったんだけど






好きな人に
誰かを紹介されるって…

わたし
モトキくんと付き合える
可能性0確定ですね








さっき助けてくれたのも

「特別だったから」

じゃなかったみたい



ちょっとだけ
期待した自分が
情けなくなった