第3話

# 2
922
2018/10/05 23:42

この一週間を平凡に過ごし、

いよいよ今日は、5月9日。

みおちんとほぼ、初めての温泉へ行く日だ。


そのため、久しぶりにテンションが上がっている
神崎 〇〇
神崎 〇〇
どの服着ていこうかな、♪

なんか、デートに行くみたい。

まぁ、彼氏いないけど、

別に、欲しいとも思わない。
神崎 〇〇
神崎 〇〇
でも…もし居たらこんな感じなのかな




準備をしながらそんなことを考えていた、
神崎 〇〇
神崎 〇〇
まぁ、今はどうでもいいや


やっと、いつもの冷静な私に戻って、

着々と準備を進めていき家を出る5分前に準備完了、


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ちょっと早いかも

とか思ったけど、もう出ることにした。

家の中で待ってるのはだいぶ、暇すぎるから

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部屋をゆっくりと出て、
しっかりと自分の部屋に鍵をかける。


そして、階段もゆっくりと下へ降りていく。


玄関で靴を履き、下駄箱に付けられている
鏡で再度、自分確認。
神崎 〇〇
神崎 〇〇
ふぅ…よしっ!
行ってきます、

誰もいない家に小さく呟く。




実は言うと、両親共々、夜遅くまで働きっぱなし、

それに加え、父はよく出張で家を留守にすることが多い。


だから、最後の最高の父との思い出は、
家族みんなでトランプで遊んだこと。


たったそれだけ、


あとはもう全然。


今ではもう、すれ違い状態で

トランプどころか父の声すらも

消えかけている。

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私の家族の話は一旦は置いといて、



駅前に向かう道中にある
橋を渡っている。




この橋を渡ればもう、もう駅前に着いたの
とほぼ同じ。


でも結構な急で、5歩くらい歩いたところで
もう汗がじんわりとかく



そんな橋をやっとのことで乗り越えて、
指定されてた駅前に着いた。


付けていた腕時計で時間を確認する。
神崎 〇〇
神崎 〇〇
9時58分かぁ…

約束の時間、2分前に到着。


暇だなぁって思っていた時
高木 雄也
高木 雄也
よぉ!あなた!

クラスの中で唯一の男子友達の

高木雄也。

が話しかけてきた。

みおちんの次くらいに好きな人。
神崎 〇〇
神崎 〇〇
あ、雄也。
高木 雄也
高木 雄也
あなた、どしたの?
神崎 〇〇
神崎 〇〇
え、なにが?
高木 雄也
高木 雄也
いや、1人で駅前に来ちゃって
神崎 〇〇
神崎 〇〇
私、駅前に来ちゃダメなの?
高木 雄也
高木 雄也
あ、いや、そういう意味じゃなくてさ
神崎 〇〇
神崎 〇〇
ん?
高木 雄也
高木 雄也
誰かと待ち合わせ?
神崎 〇〇
神崎 〇〇
うん、みおちんと。
高木 雄也
高木 雄也
ふぅーん、あ、!
俺も暇だからさ〜ついて行きたい!
神崎 〇〇
神崎 〇〇
はっ、? ぜったい、嫌です。
高木 雄也
高木 雄也
そんなこと言わないでさ〜、
そこを何とかっ!
神崎 〇〇
神崎 〇〇
今日は、みおちんと二人で行きたいところがあるから、雄也とはまた今度、
高木 雄也
高木 雄也
えぇー、むぅ。
神崎 〇〇
神崎 〇〇
そんな、拗ねたって変わりませんよ、
高木 雄也
高木 雄也
はぁ、じゃあ今日は諦めてやる。
その代わり、今度は俺と遊べよ、?
神崎 〇〇
神崎 〇〇
はぃはぃ、また今度…
高木 雄也
高木 雄也
よっしゃー!

はぁ…雄也ってどこまで無邪気なんだろ。
精神とか体力とか疲れないのかな、?
高木 雄也
高木 雄也
じゃあ、詳しくはまた学校で!!
神崎 〇〇
神崎 〇〇
はぃはぃ、じゃあね
高木 雄也
高木 雄也
おぅ、またな!

片手を上げて雄也は駅の方へと向かっていった

あ、そう言えば
神崎 〇〇
神崎 〇〇
雄也もなんで駅前に来たんだろう…

まぁ、いっか、また学校行って聞こ


そう思いながら腕時計を見てみると、
神崎 〇〇
神崎 〇〇
10時8分、!
みおちん遅刻…


まぁ、みおちんが遅刻って珍しいことじゃないし、大丈夫だろう。



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でもいくら経ってもみおちんは待ち合わせ場所には
来ない。
神崎 〇〇
神崎 〇〇
みおちん…遅いよ…


少し、苛立いらだってきたけど、なんとか
平常心に戻ることが出来た。


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まさか、事故 とかにあってないよね、
















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