第39話

#20 朝
1,521
2019/09/08 06:07
あなたside
ジリリリリ……
目覚ましで目が覚めた。

今日は朝から撮影で早かったからちょうど良かったのかもしれない。
昨日廉くんと喧嘩したまま寝てしまったから、顔を合わせるのが気まずい。
神崎 〇〇
神崎 〇〇
ふぁぁ〜
ベッドから出て伸びをする。

顔を洗って、歯を磨き朝食を作ってラップをかけておいた。


食べてくれないかもだけど・・・
廉くんは午後から仕事なのでまだ起きてこないだろう。
そのうちに私は荷物をまとめ、自分の部屋を見返した。すると1つの箱に目が行く。
神崎 〇〇
神崎 〇〇
これ・・・
昨日賢人と一緒に廉くんの為に買ったネックレスだ・・・
神崎 〇〇
神崎 〇〇
こんなことになるんだったら買わなきゃ良かったな・・・泣
そして私は置き手紙を書いてその横に小さな箱を置いて家を出た。



数時間後・・・



廉side
Ren
Ren
ふぁぁ〜
あなた?起きとるん?
そーいや、昨日喧嘩したんやっけ。

でもあれはあなたが悪いんやで!

勝手に賢人くんと2人で出かけるから・・・



とりあえず、ちゃんと話し合わんと。
Ren
Ren
ん?おらへんの?

仕事かな・・・
あなたの部屋を開ける
Ren
Ren
あなた?はいるで。
Ren
Ren
はっ!?(・Д・)
なんもあらへん・・・

出て行ったん、、、!?
リビングに戻ると・・・
Ren
Ren
なんやこれ、、、???
小さな箱と紙がある。

見てみるとあなたからの手紙だった。





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