テヒョンと初めて会った時
テヒョンの口から
" キャバクラのバイト " というワードが出て
びっくりした。
優しい口調でそう言われて
なぜか、口が勝手に言葉を発していた
深くは言い過ぎないように
簡潔に話した← 簡潔すぎ
口を尖らせて
考え込むようにそう言うテヒョン
深堀しない辺り、すごい好感がもてた。
.
チャラい感じの見た目なのに
意外としっかりしてる
元々、そういうことは、しないつもりだったから
少し無愛想に返事をした
その約束を交わしてから、数ヶ月
何度かお客さんに誘われることはあったが
何とか、回避してきた。
でも、次バレたら退学処分かな
そのリスクを考えると
キャバクラで体を売るしかない
だから、私はテヒョンとの約束を 破る
>>>>
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!