第5話

女の子の、日。 × J.N
2,456
2019/02/17 16:55


今日は久しぶりに淳太くんが
私の家に遊びに来る、という
連絡をしたきた。



「久しぶりに来るなぁ、最近会えてなかったし」



いつもより愛情と時間をかけて
豪華なご飯を作る。



「淳太くん、喜んでくれるかなぁ」




そんなことを考えながら
ご飯の支度をしていると




ピーンポーン






あ、淳太くんだ、



「淳太くん〜!」



『あなた、久しぶり』



そう言って優しく微笑む
淳太くんにぎゅーとだきしめる



『ほんま甘えん坊やなぁ、あなたは』



「淳太くんに会えたんだもん♡」



『可愛ええな、全く』





そしてご飯の支度が終わり



「いただきまーす」



『いただきます』




『ん!これめっちゃ美味しいわ』



「ほんと?!嬉しい!」





満面の笑みでもぐもぐと
食べてくれる淳太くんにうっとりする




『こら、食べなさい』



「はぁい〜」




…ん、?なんか、垂れた…、?





え…、まさか




急いでトイレに向かう



「…やっぱり、」


女の子の日が、来てしまった。


「なんでこんな時に重なるん、」




そして急いで食事に戻る。



すると後ろから




『なぁ、久しぶりに会ったから俺、やりたいわ』



ドクン、と脈が打つ



こんな時に限って、





「じ、淳太くん、うち来ちゃって…」



『女の子の日…?』



「うん、ほんとごめん、、」



『大丈夫やで?』
そう言って頭をぽんぽんして




『ほら、布団に入り』






そしてそのまま頭ポンポンされて
寝てしまった。










目を覚ますと日差しが指していて





「…も、もう朝?!」




急いで起き上がると





「…っ、いた、っ」


「く、薬…っ」


そしてリビングに出ると






おかゆと、薬が置いてあった。







《美味しいかわからんけど食べれたら食べてな。》



《今日もあなたの家に帰ってくるから待っといて。》




と一生懸命に書かれていた。












そして淳太くんが家に帰ってきた。





「…淳太くん、ありがとう、、」







『こんなんでええなら、いくらでもやるで』










『あ、』



と言いニコッと笑って



















『じゃあ、終わったら朝まで愛し合おうな、?』










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